ハンドル交換とレバーガード装着によって、どうもしっくりこなくなったブレーキマスターを交換しました。
で、寒くて走れない間に交換した各パーツのインプレッションをやってみようかと思います。
最初に交換したバックステップから。
先ずは交換前のBefore画像
次に交換後のAfter画像
やはりCBR1000RR-R SPの車体には黒のステップが似合います。
ビシッと締まった感じになりますね。
肝心の操作性はと申しますと、これがなかなか良い感じです。
たった12mmの移動ですが、随分上に上がったように感じます。
こうやって画像で見比べても大きく変わったようには見えませんが、実際に乗ると明らかな変化を感じます。
公道では必要のないポジション変更だと思いますが、サーキットでは有効な変更になると思います。
また、プラシーボ疑惑があるシフトの操作性について、これも良くなったと感じます。
TSRのシフトサポートとバックステップの可動部ベアリング化による影響は思った以上にあります。
ただし、同時に交換してしまったので、どちらの効果がより大きいか、もしくはどちらかの効果なのかは定かでありません。
もちろん、ただのプラシーボである可能性も否定できません(笑)
ハンドル交換について。
交換後一切違和感がありません。
ポジションは大きく変化しているはずなのですが、全く変化や違和感を感じません。
まるで最初からのこハンドルとポジションだったようです。
反対に数値上変化が小さいはずのバックステップの方が違いを感じるのです。
一応、純正ハンドルの絞り角度に準じて取り付けたつもりです。
ところが、比較画像を作ってみると絞り角度まで大きく変わったように見えます。
単純に撮影角度の違いでしょうか?
操作性については、このくらいの絞り角及び垂れ角の方が良くなったと感じます。
まだサーキットを走っていないのではっきりしたことは言えません。
少なくとも公道では乗りやすくなりました。
ブレーキマスターのラジアルポンプ化について。
これはもう間違いありません。
セミラジアルのグニャ~とした感じから、短いストロークでカチッと効く感じがとても良いです。
短いストロークの中でコントロール性が向上するという魔法のようなマスターです。
これは好みの問題で、純正のセミラジアルでも全く問題はありません。
私自身、今回のアンバランス事件がなければ交換はしなかったと思います。
ですが、理屈抜きにラジポンのタッチは気持ちいいですね。
最後に、
なぜか私の手元に真新しいブレンボの箱が届きました。
中身はこれ、
新品の19RCSラジアルマスターです。
クラッチマスターではありません。
CBR1000RR-Rのクラッチはワイヤー式です。
では、なぜ新品の、それも全く同じ19RCSが手元にあるのか。
つづく。