筑波サーキットを走る前にタイヤ交換をしました。

ピレリディアブロスーパーコルサV3SPが1200kmで終わってしまったためです。

本当はスーパーコルサV3のSC1にしたかったのですが、フロント120が品切れでした。

そこで、今回はミシュランのパワーカップ2にしてみました!!

このタイヤは公道使用可能なレーシングタイヤというカテゴリーになります。

メーカーの説明では、サーキット90%、公道10% の利用比率がおすすめ、となっております。

説明通りであれば、ほぼレーシングタイヤです。

ご覧の通り、真ん中にポチポチと溝(穴)があるだけで、サイドはスリックです。

他の公道用ハイグリップタイヤの場合、サーキット走行で大きな負荷がかかり、熱が入る状態でタイヤが荒れると、コンパウンドの境目がはっきり分かれてしまうのですが、こいつはそうなりません。

更には、付け替えてすぐに、新品状態の皮むきのため、11月の早朝、寒いお山を走ったのですが、全く問題ありませんでしした。

もしかして、サーキットでもウォーマーが必要ない? と思うくらい温度依存性も低く、低温でもしっかりグリップします。

その代わりと言っては何ですが、サーキットでは絶対的なグリップ感が希薄と感じました。

とはいえ、特に何も感じないタイヤというのは良いタイヤでもあります。

急激に滑るとか、挙動に問題が発生するなんてこともなく、常に安定したグリップ力を発揮します。

 

驚いたのはサーキットでのリアタイヤの推奨空気圧が1.5しかないことです。

これには空気圧を調整していただいたBSのスタッフも驚いていました。

BSタイヤなら2.1が限界だと言っていましたから。

実際に1.5で走って何の問題もありませんでした。

 

そして、実はタイヤ以外にも交換したパーツがあります。

ハイギアー過ぎると評判のCBR1000RR-Rです。

確かに、サーキットやお山では1速しか使えないなんてことが多々あります。

それで問題があるかと言われれば、特にないのですが、1速と2速の間にはニュートラルがあります。

コースやお山でそこを多用することになると、ギア抜けも多発するのです。

ギア抜けと言って良いのか、要はニュートラルに入ってしまうのです。

当然のことながらリアタイヤから駆動力が消えるわけで、コーナーへのアプローチでそうなるととても焦ります。

その頻度を少しでも少なくするため、ドライブスプロケットを16丁から15丁にしました。

既に交換済みなので、画像は純正のゴム付き16丁です。

この歯が一個減るだけで相当印象が変わります。

ですが、ギア比の問題は巷でいうほど扱いに困るものではないとも感じていました。

確かにハイギアではありますが、だからダメかと言えば、それはそれでCBR1000RR-Rの味付けであるとも思います。

ですから、ギア比を変えることによって、サーキットのタイム短縮になるかと言われるとそれは疑問です。

感覚的に扱いやすくなったような気がする、それが正解だと思います。

 

私レベルでは(笑)