ヤフーニュースに可笑しな記事がありました。
内容としては最低賃金で働いているコンビニの従業員は「いらっしゃいませ」の挨拶をする必要はない。
その理由は、最低賃金なんだから、必要最低限の働きをしていれば良い。
と、そのような内容でした。
何でこんなつぶやきがニュースになるのでしょうか?
「いらっしゃいませ」を言う意味はともかく、これって、そもそもが間違っていますよね。
だってね、コンビニの従業員が「理不尽な理由で強制的に労働させられている」なら分かります。
そうじゃありませんよね。
今の日本では職業の選択は個人の自由です。
よって、全ての善良な市民は、個人の意思によって職業を選択し、働いているはずです。
基本的に仕事内容は、その条件(賃金)で請け負うことを約束(契約)して働いています。
ですから、賃金が安い高いとは全く関係のない問題だと思うのです。
賃金と労働の割が合わないと思えば、その仕事を辞めれば良いだけです。
辞めもしないで、約束した業務を遂行しないまま居座るなんて、悪質な怠慢行為でしかありません。
誰も強制していない、自ら選んだ仕事について、他人がとやかく言う必要は全くないのです。
仮に、職業選択の自由がないとすれば、それは、その個人に希望する「職業を選択する能力がない」と考えるべきです。