以前の投稿で少しだけ触れた6Rトラコンの件。
実際にどれだけ作動しているのか興味がありませんか?
そこでお山とサーキットを走った際の動画を比較してみました。
下に貼る画像は、その動画の一部を切り取ったものです。

先ずはお山を走ったときのメーターをご覧ください。
イメージ 1
矢印が示す部分に注目。
これがZX-6Rのトラコン作動レベルを示す表示です。
この画像ではトラコンがフルで作動していることが分かります。

次にサーキットを走ったときの画像です。
イメージ 2
お山のコーナーとできるだけ同じようなシチュエーションの右コーナー。
同じく矢印が示す部分に注目です。
トラコンの設定が違うので全くのイコールコンデションではありません。
お山はトラコンレベル2、サーキットはレベル1です。
このレベルは数字が小さいほど介入度合いが低くなります。
(ちなみにサーキットではレベル2でも作動しませんでした)

二つの画像を見て分かる通り、サーキットの方が高速で低ギア、回転数も高く、バンク角も深い状況です。
それが何を意味するかと言えば、高速で深いバンク角であり、低いギアで高回転による高い負荷をタイヤにかけてる状態です。
ですが、トラコンは一切作動していません。
サーキットって本当にグリップするのですね~。

逆に、お山では低速で低負荷であるのにトラコンがフルに作動しています。
画像のコーナーだけではなく、ほぼ全てのコーナーでトラコンが作動するのです。
ですが、乗っている私はトラコンが作動していることに全く気付いていませんでした。
録画した動画を見て非常に驚いた次第です。
6R様には常に素晴らしいコントロールをしていただき感謝いたしました。
テクノロジーの進化は我々変体ライダーにも、わけ隔てなく安全と速さを提供してくれるのです。

本当は動画を見ていただくのが一番分かりやすいのですが、諸事情からお山の動画はお見せできません(笑)

どちらかと言えば評価の低い6Rのトラコンと足回りですが、それはサーキットをすっげー高いレベルで走行する方々のインプレであると思います。
私レベルでは十分過ぎる性能であり、はっきり言えば全く使い切れていません。



しかし、、、これって、、、

サーキットでは開け方がぜんぜん足りないってことだな・・・・