公道ではツーリングタイヤもハイグリップタイヤも大差なし。

逆に温度依存性が高いハイグリップタイヤってやつは本当に危険でして、私が日光サーキットで転倒したときに装着していたダンロップα13は公道用タイヤの中でもかなり温度依存性が高いタイヤです。
温まってしまえば鬼グリップするのですが、冷めている状態ではスッテンコロリンします。


高負荷、高温に耐えるハイグリップタイヤは、熱が入った時に綺麗に摩耗します。
逆に公道での順応力が高いスポーツタイヤは、高負荷、高温時にボロボロになります。
イメージ 1
画像の通り、現在6Rに履いているブリジストンS20は後者です。
そのため、こんな使い方をしているとハイグリップタイヤとスポーツツーリングタイヤのライフが変わらないってことになるのです。

結局ライフが同じならグリップする方がいいじゃん!!

と、なりそうですが、先に申し上げた通り、ハイグリップでも低温から性能を発揮するタイヤがあれば良いのです。
ところが熱が入ってからグリップする性能と、低温でもグリップする性能は相反するものです。
公道を気持ちよく走りたいだけならば、低温時から安定した性能を発揮する、旧型のスポーツタイヤを在庫セールで安く購入するのが一番だと思います。

新製品について、雑誌等では良いことばかり語られています。
しかし、あれはスポンサーからお金をもらって商品を褒める商売ですから。
実際には、ここ数年でタイヤの性能に劇的進化はないと思います。
新しいものが良く思えるのは、きっと気のせいです。
特に私のような素人の下手糞レベルでは絶対に違いなんか分かりません。

偉そうに語っていますが、そんな当たり前のことを最近になってやっと理解できるようになってきた未熟者です。
まだまだ修行が足りませんな。