先日の転倒で壊れたのは肩だけではありません。
軽傷とは言っても、転倒は転倒です。
損傷した箇所は交換が必要です。

で、買いました。
イメージ 1
カワサキ純正部品です。
クラッチレバーが1,803円、シフトペダルが1,954円。
高いのか安いのか微妙なお値段です。
でもね、アルミの削り出しみたいな社外品のレバーは一万円くらいするので、ここら辺は純正で十分です。

交換前に悩んだのがシフトペダル。
パーツリストの図はこんな風でした。
イメージ 2

ペダルとシフトロッドが繋がるリンク部分がどうなっているのか解らなかったのです。
実車で確認をすると分解不可能な感じ。
悩んでいても仕方がないので、発注をして実物を確認してから考えることにしました。

届いたパーツの梱包を開けると、、
イメージ 3
リンク部分はアッシーになっていました。
そりゃそうですよね、どう考えても分解できそうにありませんでしたから。
オートバイの特性上消耗品とも言えるパーツ交換に特殊工具は無いよな、と考えていたのです。
イメージ 4
それにしても純正部品ってよくできています。
そんなの当たり前だと思われるかもしれませんが、限られた予算の中で最大限に良い物を、って心意気が伝わるのです。
カスタム大好きな私はZRX1200DAEGを純正部分が無いほどパーツ交換しちゃってます。
ステップなんかは当然のごとくアルミ削り出しのバックステップ。
でもでも、意外と動きはプアです。
もっともっと超高額なパーツになれば別なんでしょうけど、動き自体は純正の方が良いのではと感じます。

ニンジャ250SLはやり過ぎたDAEGの反省から極力カスタムはしない方向で考えています。
メンテナンスはしますが、基本的に乗りっぱなしにできる気軽な相棒にしたいのです。
ですから今回の転倒でも精神的なショックはありません。
そもそも遠慮なく走れる、が250SLの個人的コンセプトですから。

今回の転倒で必要だと感じたパーツは2点。
250SLに装着するレーシングスライダーと、
HYODの革つなぎに装着する肘スライダーです。

レーシングスライダーが装着されていればシフトペダルがひん曲がることは無かったかも?

肘スライダーについては、左肩脱臼の原因がそこにあることに気づいたからに他なりません。
何故ならば、革つなぎの左肩周辺には一切アスファルトと接触した形跡がないのです。
あるのは左腕肘部分と右肩部分。
と、言うことは、左肘がアスファルトと接触したときにグリップしてしまい、その衝撃で左肩脱臼、更には左肘を支点に体が反転し、右肩がアスファルトに衝突した。
左肩を強打したと思っていたので意外でした。

過去にも同じようなスリップダウンは幾度となく経験していますが、左肘がグリップしてしまったのは初めて。
ニンジャ250SLがセパハンであり、ライディングポジションがSSに近かったこともその原因の一旦なのでしょうか??
ネイキッドのポジションでは腰周辺を強打することが多いです。

今回のことでHYODが肘スライダーを推奨する理由、それを身をもって理解しました。