梅雨ですね。
これはこれで武骨な感じですが・・・
どうですか!!
先に紹介した低発泡塩ビ板をメインに、アルミ板、M6アルミカラー、カーボンシート、アルミアングルで作成しました。
きゃ~~~!!!! 素敵~~~!!!
最初に巻き付けてあった防水テープを剥がしたので手が真っ黒になりました。
完璧です。
全てを囲わないのは万が一浸水した際に中が見えるように配慮しました。
なんだよ、タッパがぶら下がってるぜ~、、なんて言われそうですが、覗きこまなければ見えない場所です。
再びの自画自賛。
なんだか毎日はっきりしない天気が続きます。
早く梅雨明けしないかなぁ~ と天を仰ぐ今日この頃。
そんな梅雨時は部屋の中で工作するに限ります。
今回はメーターパネルを自作。
空燃比計を装着したことでメーターが一つ増えました。
元々装着してあったヨシムラデジタルテンプメーターは角型。
新たに設置したPLXのメーターは、丸型なので何とも収まりが悪いのです。
とりあえず、アルミステーに両面テープを貼りつけて装着していました。

やはり安っぽい感じは否めない。
そこでカッチョイイ汎用メーターパネルを探したのですが、オートバイ関連のメーターはほとんどが角型、ましてや丸型メーターと角型メーターが綺麗に収まる汎用品は有りませんでした。
無いものは作りましょう!!
DIY魂に火が付きました。
先ず、図面を書いて形状や大きさを決定。
その後でメインとなる素材を何にするかで悩みました。
いろいろと調査したところ、低発泡塩ビ板という優れた商品があることを知りました。
素人工作で金属加工は難しいので、できるだけ加工しやすい素材が必要です。
図面があって素材が決定すれば後は作るだけ。
毎晩夜中まで作業を続けて完成しました。

なかなか良い出来だと思いませんか!!(自画自賛)
こいつは完全ボルト組みの3層構造になっています。
ですから、装着したいメーターに合わせてパネル部分を交換できるのです!!
今後、新たなメーターを追加、もしくは交換する際には、一番上のパネルだけをそれらのメーターに合わせて作成すれば良いのです。
材料はこれ。

アルミアングルではステーを自作しました。
図面の段階では汎用ステーを使用するつもりでしたが、実際にフィッティングしてみると、ちょうど良い汎用ステーが無かったのです。
そこでステーもアルミアングルで自作しました。
作成コストは、低発泡塩ビ板480円、カーボンシート1,180円、アルミアングル400円、アルミ板(以前の工作の在庫)、アルミカラー900円、と合計約3,000円くらいです。
でもね、これは私が諸々の工具や接着剤を所有しているから。
ドリルやホールソー、塩ビ用接着剤、両面テープ、ボルト、等々作成に必要な工具全てを購入するとなると、かなりの費用が必要になると思います。
それでもショップにカーボン特注メーターパネルの作成依頼をするよりは安いかな?
実際に愛車ZRX1200DAEGに装着した画像がこちら。

まっ、いろいろと荒が目立ちはしますが、素人のDIYですから(笑)
更に先日装着したPLX空燃比計のカプラー部分防水を見直しました。
当初、エンジン下で接合するカプラー部分に、ビニールコーティングした上から防水テープをグルグル巻きにしていたのですが、そのままではオイルエレメント交換の度に、本体側からセンサーケーブルを外し、全ての取りまわしを外さなければならないことに気づきました。
それは面倒です。
そこでまたしてもDIY!!
先ずは配線部分に防水テープを巻いて。

それから、ダイソーで購入した小さなタッパを使います。
配線だけ出せる程度に切り欠けを入れ、その中にカプラーを入れちゃいます。
な、なんと計ったようにピッタリ!!(計ってから買っても感動)

装着場所はそれほどマフラーに近いわけではありませんが、一応耐熱処理もしておきます。

取り付け場所はここ。

それに我がDAEG君はアンダーカウルを装着するので全く見えません。
これでいつでもセンサーに近いカプラーから脱着可能になりました。
それからですね、空燃比計を装着して初のお山走りをしてきました
結果的には面白くも何ともないものでした。
i-conⅡの初期設定で全く問題がありません。
見事にパワー空燃比である12~13.5の間に収まっています。
ガバ開けした際に11くらいになることがあります。
このあたり、加速中の適正空燃比がよく解りません。
数値的には全体的に少し薄くした方が、世間一般で言われる理想のパワー空燃比に近づくと思います。
しかしですね、それだと補正自体が必要無い ということになるのです。
フィーリングとしては補正有りと補正無しとでは、補正有りの方が走りやすいです。
基本的にDAEGのプログラムは良くできているのだと感じました。
まぁ、良し悪しは別にして、弄るのが楽しいので、今後も実験を繰り返していきます。
そうそう、下がったアイドリングは900rpmポイントを-1にしたところ改善しました。
970rpmから1000rpmくらいに上がりました。
アイドリングが下がったときの空燃比は13~13.2くらい、それがマイナス補正をかけた後13.5~13.8くらいになりました。
本当に補正がかかるんだ! と当たり前のことに感動(笑)
一つ注意すべき点があります。
一般的にショップで計測する空燃比はサイレンサー側からセンサーを突っ込みます。
それでは正確な空燃比は計れません。
なぜなら、排気の出口付近は逆流してくる空気があり、更に排気温度が適温とならず、更に更に車検対応マフラーの場合はキャタライザーの後ろで計測することになり、更に更に更に、2次エアをキャンセルしていなければ全くもって無意味な数値になるのでは???
と個人的には思うのです。
そのあたり、ちゃんとしたショップでは適正な位置に適正なセンサーを装着して計測しています。
それにしても、自作メーターパネルがかっちょいい~(笑)

以上!!