暑さとハードな走りで疲れ切ったおっさん二人、そのまま帰れば良いのに、更にライコランドに向かったりしちゃいます。
ロッソコルサがこの価格はかなりお安いです。
それでもこの程度までなら十分にグリップしてくれます。
スイングアームの裏側だったり。
こんな場所はホイールを外さなければ綺麗にすることができません。
このキャリパーは今年の正月休みにメンテしたきりですが、あまり汚れていません。
スイングアームの裏側や、フロントフォークの裏側を磨いてワックスをかけます。
慣れてしまえば大した作業ではありません。
はい、装着完了です。
新品タイヤは気持ちいいです。
本日の走りからハンドルを変えた方が良いかな? とか思っちゃったもので、帰り道にあるライコに寄ろうと思いついたのです。
フラちゃんは小さいサイレンサーを装着する際のステーを物色するとかで、自宅を通り越してお付き合いいただきました。
そ、そして、そこで予想だにしなかったブツを発見してしまったのです!!!
な、なんと!!!
ピレリロッソコルサが35,000円の会員特価!!!
(本当は入れ替え作業込みで42,000円)
これは間違いなく買いですよ。
はい、そんなわけでハンドルのことなんてすっかり忘れて速攻ゲットしました。

このタイヤの凄いところは最後の最後まで性能が衰えないところです。
今回のフラフラでも散々コースを走って摩耗しきったタイヤで何の不安もありませんでした。
サイドはスリック寸前。
場所によっては完全に溝が消えていました。

ここまで減った国産タイヤだと確実に走りに影響が出ます。
もちろん悪い方にです。
ところがピレリは最後まで使えちゃうのです。
この差は大きいと思います。
真ん中はまだまだ山があるので少しもったいないと思います。
でもね、ケチったことで滑って転んだりしたら後悔します。
私の場合、バイクは常に傾けて走る乗り物ですから(笑)
バイクに実用性を全く求めていないのです。
それに私下手くそですから、高性能タイヤに頼っています。
そしてここからいつもレッドバロン活用術です。
ライコランドで入れ替え作業を行っても良かったのですが、とにかく量販店の作業は時間がかかります。
そこで、タイヤをお持ち帰りして、いつものようにレッドバロンで作業します。
ライコランドの作業料は7,000円。
これはホイール脱着料金を含む額なので特別高くはありません。
しかし、私は自分でホイールを外してレッドバロンに持ち込むので4,600円(税込)で済みます。
更に自分でホイールを外すメリットがあります。
それは普段手の届かない箇所を綺麗にしたり、整備したりできちゃうところです。

チェーンやスプロケットだったり。
フロントフォークの裏側もけっこう汚れています。

見えない箇所の手入れを怠ることによって、劣化による損傷や錆が発生するなんことがよくあります。
そんなことも未然に防ぐことができます。
せっかく外すのですから、キャリパーも綺麗にしましょう。

ジクーのパッドを装着しているときは、ダストが酷くてホイールもキャリパーも汚れまくりました。
ところが、ブレンボ純正パッドに換えてからはダストが飛び散らなくなりました。
どっちが良いのか分かりませんが、効きもコントロール性も大して変わらないし、私はブレンボ純正の方が良いと思います。
何故、このパッドの評判が悪いのか理解できません。
話を元に戻して、ホイールを外し、レッドバロンに持ち込みます。
預けておいて、作業が終了したら連絡をくれます。
自宅から歩いて行ける距離なので、都合の良いときに引き取りに行きます。
その間は家族と買い物や食事に行きます。
レッドバロン活用術で時間を無駄なく使えるのが最高です。
量販店で何時間も待つなんて絶対に嫌でーす。
帰宅後DAEG磨きの続きをします。


ホイールを装着してしまえば見えない場所ですが、ワックスをして綺麗にしておけば錆や劣化を防げます。
リアタイヤの組み付けにはちょっとこつが必要です。

最初は苦労しました。
それに比べてフロントタイヤの脱着は簡単です。
何のコツも技術も必要ありません。

上のすり減ったタイヤ画像と新品タイヤを見比べると、こんなに減っていたのだなぁ、と改めて思います。

そうそう、今回フラミンゴさんと走って感じたこと。
実は箱根でフラちゃん号のフロントフォークの具合を確認させてもらいました。
これがビックリするくらい柔らかいセッティングだったのです。
私のオーリンズと比較すると、フラちゃん号のフロントフォークは、押したときにスコーンと最後まで入ってしまう感じです。
こんなに柔らかくて大丈夫なのかな? と思いましたが。実際にランデブーして切れのある走りを目の当たりにすると、あれで良いのだ。と感じます。
全く問題が無い、と言うよりも、明らかに私のDAEGよりも動きが軽快です。
サスペンションって奥が深いです。
きっと、これが正解って明確な答えは無いのだと思います。
だって、スクーデリアオクムラさんでは、オーリンズのスプリングは固すぎると言われ、少しだけレートを落としたスプリングに交換しました。
ところが、Gセンスさんでは、オクムラさんのスプリングでは柔らかいと言われ、沈み込みが早過ぎて安定しない、と言われました。
そして、そして、フラちゃん号のフロントフォークはもっともっと柔らかいのです。
オートバイって本当におもしろいです。