スクーデリアオクムラさんでMEダンピングチューニングを施したオーリンズ正立フロントフォークを愛車ZRX1200DAEGに装着しました。
って、何だか舌をかみそうな一文です(笑)
タイヤ・ホイールの脱着や、スイングアームの交換、キャリパーのオーバーホール等々、DAEGのメンテナンスを3年間繰り返すうちに、すっかり作業も早くなりました。
今回のフロントフォーク装着も1時間ほどで完了。
装着作業の中で最も大変だったのは、キャリパーのマウントボルトにべっとり塗布してあったネジロックを落とす作業でした。
事前にやっておけって話ですが、パーツクリーナーに浸けたままにして忘れていました。
ブレンボモノブロックキャリパーの装着は某量販店にお願いしました。
キャリパーサポートは滅多なことでは外すことが無いので、装着後初めての脱着作業でした。
そこまで塗らなくても良いだろう!! ってくらい塗ってあったわけです。
これでもかっ!! ってくらいパーツクリーナーを使いました。
ネジロックを綺麗に取る良い方法ってあるのでしょうか?
OKUMURAステッカーが貼ってある以外外見には変化がありません。

で、早速乗ってみました。
何がどう変わったのか私程度の知識と腕では具体的に説明できません。
ですが・・・
とにかく良くなってます。
私の拙いボキャブラリーでそれを語らせていただくとですね。
今までは意識してサスペンションに荷重をかけなければ曲がらなかったものが、小さなアクションで意のままに操れるようになりました。
これは低速でも高速でも同じように感じることができます。
身構える必要が無く、極自然に、思った通りにマシンが反応してくれます。
ノーマルDAEGってこんな感じだったと思います。
とてもイージーな操作感で、どんなシチュエーションでも意のままに操れる。
本来DAEGってそんなマシンだったはずです。
素人が弄った結果、マシンのバランスを崩していたのだと痛感しました。
マシンのバランスを崩しているなと一番感じたの奥志賀です。
一年に一度、AZの方々と奥志賀の林道を走るイベントがあります。
九十九折りの低速コーナーを、ノーマルフロントフォークのDAEGは踊るように駆け抜けてくれました。
ところが昨年の同じ林道、愛車DAEGは踊ってくれませんでした。
低速コーナーでは非常に扱い難いマシンになっていました。
公道全般乗り難くいマシンだった、と言って良いかもしれません。
(どんなネイキッドだよ・・・)
実はサーキットだけは乗り難さを感じなかったのです・・・
これは私が下手くそで、感じることができなかっただけかもしれません。
とにかく、今のところ、MEダンピングチューニングはまさにマジカルです。
何をしたらこうなるのか、私には解りません。
理屈は解りませんが、とにかく結果は良好です。
セッティングもオクムラさん推奨値のままで問題ありません。
スプリングレートを下げたデメリットも感じません。
以前よりもフロントが入るようこともありません。
今後はサーキットの高い速度域でどうなのかを試すことになります。
きっとどんなシチュエーションでも期待に応えてくれるはず。
春が待ち遠しいです。
花粉さえなければ・・・
そうそう、散々サスペンション云々とほざいていますが、一番大切なことはライダーの技術だということ、重々理解しております。
オクムラチューンのオーリンズを使いこなせるよう、今後とも精進いたします。