前回の記事について訂正があります。
hpからpsへの換算が逆でした。
hpの方がpsよりも数値が低く表示されるのです。

したがって、私の愛車DAEG君のps換算値は以下の通り。
クランク出力:120.9ps/8000rpm 11.5m・kg/6986rpm
ローラー出力:102.2ps/8000rpm 9.8m・kg/6986rpm
となります。(ローラー出力=後輪出力)
対してDAEGのメーカー公表値は以下の通り。
クランク出力:110ps/8000rpm 10.9m・kg/6000rpm
単純計算で私のDAEGはノーマルDAEGを10.9ps上回っていることになります。
更に、ノーマルDAEGのパワーチェック結果を調べました。
ノーマルはローラー出力で94psです。
ここでもノーマルを8.2ps上回っています。
最高出力発生回転数がメーカー公表値とピッタリ一致しているのが凄いです。
最高トルク発生回転数は公表値よりも1000回転ほど上で発生していました。
ワイバンにラビッドバイクイージーとDNAエアクリーナーの組み合わせです。
出力の向上にラビッドバイクイージーとDNAエアクリーナーが貢献しているか否かは不明です。


更に測定時はサイレンサーが内径46mm、長さ400mmのものに変更してありました。

ワイバンのサイレンサーだったらもっと良い数値が出たのかな?
次回試してみたいと思います。
余談ですが、ラビッドバイクイージーについて。
ラビッドバイクイージーには燃調を調節するダイヤルが付いています。

横着者の私は装着後、この調整ダイヤルを弄ったことがありませんでした。
推奨値の2でずっと走っていたわけです。
そこで今回 -3 と +3 の両極に調整して走ってみました。
大した違いは無いだろうと思っていたのですが、意外と違いを感じました。
違うとは言っても、あくまで微調整でしょうから、-3でも+3でも 何の支障もなく走れます。
しかし、より濃い設定(+3)にした方が感覚的に良くなるのです。
薄い設定(-3)より力強く加速するような気がします。
アクセル操作に対して反応がマイルドになり、トルクが大きくなるような気がします。
低回転でアクセルを閉じた際のアフターファイヤーが減り、エンブレが弱くなります。
アイドリングでガソリン臭が強くなるような気がします。
この感覚の裏付けが、前記事のAF曲線とトルク曲線、出力曲線にあります。
トルクはAFの数値が小さい方が大きくなります。(濃い状態)
出力はAFが13のときに最高値になります。
これは実走行で感じることができます。
私のDAEGは7000rpmから8500rpmでパワー一気に盛り上がります。
グラフの曲線通りです。
燃調が濃くなると力強さを感じるというのも間違いでは無いと思います。
それにしても、巷ではノーマルの空燃費がどうのうこうの言いますが、、
私の実測値を見ても解る通り、グラフで極端に薄くなっている部分と、逆に濃くなっている部分があるのに、トルク曲線には大きな変化も谷も見られずフラットです。
更に、出力曲線も綺麗に上昇しています。
流石メーカー設定と思います。
メーカーが膨大なデータと試験に基づいて作ったものです。
アフターメーカーに躍らせれて下手に弄っちゃいけない、ってことなのでは???
そうそう、パワーチェックした後で気付いたのですが、エアクリーナーがめっちゃ汚れていました。
純正の乾燥式に対してDNAの湿式は汚れやすいですね。
頻繁にメンテナンスする必要があります。
次は アレとコレ をしてパワーチェックしてきます。
ふふふ・・・