私にとってZRX1200DAEGは最高の相棒であり宝物でもあります。
走行後はどんなに帰宅が遅くなっても必ず洗車整備を行います。
疲れきってクタクタになって帰り、更に大汗をかいて洗車整備をする。
その後で、風呂に入り一日の汗を流し、ノンアルコールビールを飲みながらピカピカの相棒を眺める。
その瞬間が至福の時です。
 
先日の日光ツーの後も夜中まで洗車整備を行いました。
石灰質の泥水が染み出た場所があり、DAEGは泥まみれ。
その泥汚れはかなり酷く、細かい部分まで入り込んで洗うのが一苦労でした。
結局アンダーカウルやサイレンサーまで外して洗車することになりました。
 
ボディーをピカピカに磨くことも大事ですが、動く部分を綺麗にして必要な個所にグリスアップを行うことが一番大事です。
 
先ずは前後サスペンション。
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リアサスのロッドは埃や泥の他にチェーンオイルによる汚れが付着することもあります。
その汚れを放っておくとシールを痛め、ロッドが傷つきサスペンション自体の寿命を縮めることになります。
この部分は常に水ぶきをして綺麗にしておきます。
フロントサスペンションも同様です。
余分な脂分は付けない方が良いとオーリンズの講習会で勉強しました。
 
雨の中を走った後は必ずチェーンを綺麗してオイルを付けます。
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チェーンのメンテナンスをやるとやらないでは走りに雲泥の差が出ます。
 
最近使っているチェーンオイルはこれ。
ワコーズチェーンルブ。
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無色透明なオイルで、浸透しやすいので重宝しています。
お手軽な分耐久性はあまりよくありません。
 
以前はこれを使っていました。
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同じくワコーズのチェーンガードです。
これは粘着性が強く耐久性は一番です。
動きもスムーズで静かになります。
意外と浸透性にも優れていると思います。
しかし、チェーンに白い痕が残ります。
白くなるのが気にならなければこれが最良だと思います。
 
その前はこれを使っていました。
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円陣屋至高のC.P.Oチェーンオイルです。
評判の良いオイルですが私は良いと思いません。
さらさらなので浸透性は良いと思います。
しかし、とにかく飛び散ります。
なので耐久性もよくありません。
付けた直後は動きも良くなり静かになります。
それがすぐに飛び散ってしまってカチャカチャとうるさくなり動きも悪くなります。
チェーンオイルと言うより、エンジンオイルをチェーンに使う感じです。
 
チェーンとは関係ないにですがメンテ繋がりで一点。
フルード交換時に威力を発揮する自作フルード交換機。
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ペットボトルのキャップにドリルで穴開けをして、シリコンホースを差し込んだだけ。
肝はホースの途中に付けたワンウェイバルブ。
これは真鍮製で精度の高いバルブです。
こいつをキャリパーのエア抜きバルブに差し込み、適当に開いてやり、後はレバーをキコキコ動かすだけ、それだけでフルード交換もエア抜きも完了します。
難しいテクニックなんて必要無しの必衰アイテムです。
使用時は各部をタイラップ等で締め付け、空気の浸入を防ぐことが大事です。
 
 
日光ツーに行ってかなりの距離を走ったので新サイレンサーの差し込み部分に少し焼き色がついてきました。
1年も使用すれば立派な紫色に変化すると思います。
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このサイレンサー、音も性能もかなり良い感じです。
感覚的には完璧と思えます。
 
以上。