昔話 「桃太郎」 | 日々戯言をのたまっちゃう

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改め

適当なことばかり。。。

桃太郎ってのはすごい


何がすごいって、おそらくほとんど全ての日本人がすらすらと物語を語れちゃう(と思う)のだ



名作と言われる小説だって


「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」

「我輩は猫である。名前はまだない」


冒頭は知ってるけどそのあとが続かない



桃太郎は


むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。

おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。


もう、すらすらだ


おじいさんの柴刈りなんて物語には全く関係ないのに、桃太郎を語るときにはこれを言わなきゃならないっていう強制力がある


おばあさんが川で洗濯していると川上のほうから大きな桃がどんぶらこどんぶらこと流れてきました。


「どんぶらこ」なんて擬態語は桃太郎以外には使われてるのを聞いたことがないのに、物語の重要なキーワードであるかのように、みんな「どんぶらこ」と言う


ほかにいい表現がないかと考えたけど、ないんだよね

「ぷかぷか」「ゆらゆら」「だっぱんだっぱん」

どれも違う


「どんぶらこ」

すばらしい表現だから今度無理やり使ってみよう



そんで桃を家へ持って帰って割ったら中から子供が出てきて、

桃から生まれたから「桃太郎」と名づけて育てた



ちなみに、おじいさんが山へ芝刈りをしていると山のてっぺんから大きな金玉が転がってきて

その玉をなたで割ると中から男の子が出てきたけど、おじいさんは気味悪がって、

その子供を山へ置いて帰ったらしい


その子供がまさかりを担いだり、熊と相撲をとったりするのはまた別の話ちゅうことだね



そのあとの話もみなさんご存知のとおり


このように頭から終わりまで話せてしまうっていうのが桃太郎のすごいところだが、

他にもいろいろ凄いところがある


・「柴刈り」ってなんだ?いう人が多いのに必ず「おじいさんは山へ柴刈り」と言ってしまうところがすごい

ちなみに「芝刈り」とは違います


・マイナーな食べ物である「きびだんご」、食べたことない人も結構いるかもしれないのに、みんながきびだんごの存在を知っているのはこの物語のおかげである

ちなみに俺も団子状のものは食べたことないな

(スーパーで売ってる、なんか平べったくてオブラートでくるまれたやつしか見たことない)


・まだ何にも成し遂げてないのに「日本一」ののぼり・・・ビッグマウスにもほどがある



それと


鬼の描写がほとんどない。のに退治されてしまうのはいかがなものか。

鬼からしたら桃太郎は侵略者であって、宝を奪う略奪者ではないか。


だいたい、一人の若者と、犬と猿とキジに倒されるくらいなんだから、絶対弱いって!

見た目が怖いだけで人畜無害だってば!



自分たちとはちょっと違うから悪いやつ、という決めつけってのは異人種との交流がない日本人的発想なのかしら



というわけで


一番すごいのは


流れてきた巨大な桃を川から引き揚げ、家まで持って帰ったおばあさんのパワーであろうね