1週間ほどで仕事内容もほぼ覚える
早番の人達はガラが悪そうだったが仲間に対しては優しかった
遅番はほとんど全員が学生
当然歳も近く、すぐに打ち解けた
バイトに行くのが楽しみになっていた
そして、バイトに行く楽しみはもう一つ。。。
店の向かいには居酒屋があり、
居酒屋の釣り銭用の小銭が切れると、両替をお願いしに来る
居酒屋のバイトの女の子
150センチあるかないかの身長にショートカット、濃紺の、半纏のような居酒屋の制服、そして明るく元気な声、全てが相互に似合っていた
「彼女、いいですよね~」
バイトの一歳上の先輩に話しかける
「あきちゃんのこと?そうか~?」
あきちゃんって言うんだ。。。
「なんか、ちゃきちゃき江戸っ子みたいで、、、」
「じゃあ今度来たとき、言っておこうか?新しいバイトが『あきちゃんのことカワイイって言ってた』って」
「いや、そういうのはちょっと。。カワイイっていうより、
ファンみたいなもんですよ」
照れ隠しに言い訳をする
数日後、地下のフロアにいた俺のところに彼女が来た
今まで話したこともない、遠くで彼女を見てただけの俺のところへ。。。
そして笑顔で言う
「◯◯さん、私のファンなの?」
あの野郎、言いやがった。。。
続く