先日のセミナーの中で久しぶりにモチベーションについての話をしました。
ダニエル・ピンク氏のモチベーション3.0についての本を読んでから早5年です。
簡単に言うと
モチベーション1.0 は 食べるため
モチベーション2.0 は アメとムチの成果主義
モチベーション3.0 は 自発的な動機
だったと思います。
今はモチベーションエンジンが5年前より多様化しているかもしれません。
昔は立身出世的な地位と収入がモチベーションの源泉でしたが、今はやりたいことをやる(例えばIT系では特定の製品に関わりたいとか)、相性の良い人たちと働きたい、プライベートを充実させることの方を優先させたい、自分の出身地で働きたいなどいろいろなものがモチベーションのエンジンとなっています。
ただ、最近難しいのは、モチベーションは自分の思いだけではなく環境要因が影響している気がします。
ある程度労働環境が安定する中でこそモチベーションを考えることができますが、最近は大手企業であっても安定しているとは限りません。
逆に考えると、安定の中でモチベーションを考えるのではなく、不安定であることを前提に、モチベーションから自分がやりたい仕事を考えると自分が満足できることを見つけられるかもしれませんね。
みなさんのモチベーションエンジンは何ですか?
年末のお休みは立ち止まって自分を見つめなおしてみてはいかがでしょうか。