歴史の土台
今日、仕事に行く前に東郷平八郎という方の本を読ませていただきました。
当時、最強と言われたバルチック艦隊を破ったことで有名ですよね。
特に自分としては学ぼうと力を入れて読んでいたわけではないのですが、
今の僕がこうして存在していられるのもひとえにこういった方がいたからだと再認識したのです。
僕は別に戦争をすることを美徳とするつもりではないのですが、
こうして多くの方々が流してきたものを土台にして今を生きている自分たち。
歴史から生まれているのだってことを感じさせてくれたこと。
これは大切な要因ではないかなって。
歴史は構想力や構造力、語感力、語彙力とさまざまな基本的な知識を鍛える力があると久恒啓一氏が言います。
僕個人的には父が歴史好きで片っ端から読みあさりました。
そんな環境のおかげなのか現在、この世の中に生きる中で
さまざまな観点から見て、創り出せる力を発揮できる力を得られたなって思います。
自身が教えている生徒を見ていても歴史を学ぶことに対して否定的な人もいます。
しかし、私たちが生きているこの時代もまた未来で誰かが教えていくのです。
この文化的サイクルはいつまでも維持していくことこそが未来をよりよいものとする力になるだろうと。
よく社交界などではシェークスピアが語れて一人前といいますが、
私たちも同じで、歴史を語れるからこそ厚みのある人間として扱われるのではないかと感じるのです。
このやがては次世代の担い手となるであろう、この生徒がより素敵な人生を歩んでいけるように、
明日もまたともに調和できるように進んでいきたいと思っている今日一日でした。