前回ちらっとご案内した助成金ですが
具体的にどうしたら受給できるか多数お問合せいただきましたので
「これからお店を持ちたい起業前の方」を一例にご案内したいと思います。
まずはこちらです。(開業後であっても5年以内なら対象となります!)
http://www.tochigi-iin.or.jp/object/sinjigyou/miraifand.html
http://www.tochigi-iin.or.jp/object/sinjigyou/miraifand.html
この中の「②創業支援事業」がマッチするかと思いますが
以下のいずれかに該当することが条件です。
1)地域密着型ビジネス(コミュニティビジネス)にての創業
2)商工団体等の創業支援事業の修了者による創業
3)商店街振興組合等が空き店舗対策のために誘致した者による創業
4)県内の公設BI(ビジネス・インキュベーション)施設を退室後、1年以内の者
1)地域密着型ビジネス(コミュニティビジネス)にての創業
2)商工団体等の創業支援事業の修了者による創業
3)商店街振興組合等が空き店舗対策のために誘致した者による創業
4)県内の公設BI(ビジネス・インキュベーション)施設を退室後、1年以内の者
そうすると、1)に該当しない方の場合は「2)商工団体等の創業支援事業の修了者による創業」
という条件が一番自由度が高い選択かと思います。
但し、具体的にいつどこでどんな講座に申し込まなければならないのか?という予定がまだありません。
例年でいえば商工会議所で夏ごろ、産業振興センターで冬ごろですが、
今現在、決定している日程がございません。
ここまでお話しますと、この助成金の申込期間である平成25年4月19日(金)までには間に合いませんよね。
そこで、今年はあくまでも来年の助成金申請の対象となるようにじっくりと準備する年にする事にして、該当講座が決定したら必ず受講して下さい。
助成金の可否関係なく、起業するのに必要なスキルが身につきますから。
スケジュールを合わせるのに色々と大変でしょうが、無事助成対象事業に認定されれば、テナント物件の改装費、運営費、広告宣伝費がなんと助成期間中(1年間)2/3も助成されるのです!(上限150万円)
但し、応募者全員が助成される訳ではなく、応募後に審査を通過して初めて受けられるという事だけご注意下さい。
その為、計画段階で応募し、万が一通過しなかった場合は計画中止しても問題無いよう、多額のお金がかかる事はまだストップしておく事がお薦めです。
他の可能性として「3)商店街振興組合等が空き店舗対策のために誘致した者による創業」という方法も宜しいかと思いますが出店希望場所が決定している方にとっては悩みどころですね。
また、異なる助成金として「宇都宮市中心市街地空き店舗」を選択する事によって得られる助成金もございます。
こちらでは空き店舗も検索できますのでご活用下さい。(一部家賃表示が無い物件もあるようです。)
尚、こちらの要件で応募される場合には、助成金は重複できませんのでご注意下さい。
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もう一つの助成金として「仮)ちいさな企業未来補助金」(※正式名称決定前)がございます。
こちらは金融機関から資金を借りて開業しようとする方が対象となっているのですが、金融機関によってはこれから開業しようとしている方へ簡単には融資してくれません。
助成管理側と金融機関側との連携によっては、この助成金を活用できる方がどの程度になるのかという疑問点もあります。
詳細未定の部分もありますが、「まだ開業届けを出していない」事が必須条件ですので、少しでも気になっている方は開業時期を少し遅らせた方が良いかもしれませんね。
皆さんこのチャンスをモノにしていつか是非とも夢をかなえて下さいね!