さくらも各地で開花し、いよいよバイクシーズンの到来です。

今回もDCさんの解説で、GSX-1100S刀用5速とクロスミッションの続きです。

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前回の写真ですが、ドライブ側ローギアの幅を1mm狭くし、
4速ギアを右側に寄せていますが、
ドリブン4速(黒い)ギアの側面はズレていません・・・。
それはノーマルの位置がずれていたからです。 
(ちなみに、CB750/900Fも相当ズレてますが、CB1100Fでは修正されています。)

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ノーマルの3速ドライブギアのシフトフォーク部側面にツバがないのは、
Z1より幅の狭いミッションにシフトフォークのストロークを伸ばした影響です。
ツバがない分シフトフォークの当たり面の幅をドッグをまたぐほど増やしています。
薄くなるからツバ無くそうと考えられた。と思われます。

しかし、高回転で回る4速、5速を断続的な当たり面で動かすのは良くありません。
このノーマル3速ドライブギアにツバだけを付ければ、厚さは2mmも確保できません。
そう言う理由も有りドライブ側4速ギアを右側に寄せました。
ツバの厚さは2.7mmです。

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上の写真はGSX-R1100のドリブン5速ギアですが、ツバが焼けてます。
ツバの厚さは1.8mmと薄いです。
ツバが薄いと熱処理時の歪や、ドッグが無い場合は放熱の問題もあります。
刀用5速クロスミッションのドリブン5速ギアのツバ厚さは3.2mmです。

以上、ご理解して頂けましたでしょうか?
CBX1000とCB-Fの時もそうでしたが、同じメーカーさんでも設計者が変われば、
良くも悪くもかたちが変わるんですねぇ。
DC製のミッションは強度は勿論ですが、耐久性もノーマル以上に考慮されいてます。