こんにちは。セージです。
土・日と実家に帰っていました。親から招集がかかったので…(苦笑)
ただ、自分の顔見せはどちらでもいいのですが、親が結構年配になってから私が生まれたので、心配をかけさせたくないなぁというところはあります。
自立してるつもりでも親からはそうでもないみたいなので、しっかりしなきゃなぁ。
今回読んだのは、漫画「僕が僕であるためのパラダイムシフト」です。
EMI著「僕が僕であるためのパラダイムシフト」
(KADOKAWAより抜粋)
コミックエッセイなのでサラッと読めますが、「不安」を起因にする鬱を抜けた作者が書いているだけあって、どのようにしたか、どういう体験があったかが書かれていてとても参考になりました。
■読むきっかけ
数年前、といってももう10年近く前になるのですが、2社目に入った会社が精神的ブラックな会社で、私も心療内科に通っていました。
鬱まではいかなかったのですが、カウンセリングには半年ほど通い、その間何をするにしてもほとんど体が動かなかったことを経験しています。
今は普通に働けていますし、冒頭の部分の「僕」の生い立ちを見ても全然私とはかけ離れていて(今回も実家に招集されるほど親バカな親に愛されていた自覚はあります)、当初は関係ないと思っていました。
ただ、裏表紙の帯にもある「本心を虐待しているよ 気づいて!」という言葉にドキッとさせられました。
というのも、今いろんな本を読んでいたり、ありがたいことにいろんな方と交流させていただいているのですが、自分の「本心」がわからないという悩みがありました。
「ワクワクすることが大事」だったり、「本心からの目標や目的を決めよう」ということが、一応「本心」だと思いつつなぜかそれが上滑りしている感があって、いつまでたっても自分のものとは思えないという思いをずっと抱えていました。
そこで鬱病と対話しているこのコミックエッセイの表現を見て、「自分と対話する方法がわかるかもしれない」と思って読み始めました。
読み追わって、「こうしよう」と漠然と思い描いていることがあるので、ちょっとでもヒントにしたいと思う方はおすすめだと思います!
■作品について
「鬱は俺に言いたいことがあってずっといたんだ!」
鬱を擬人化。出会いからいなくなるまでを描く
(KADOKAWAのBOOK Walkerで試し読みができます)
作者「僕」の生い立ちから鬱が発症するまでが第一部、
第二部に鬱になってからの生活について。
そこから鬱を治そうとする「僕」の行動について書いてあり、
第四部には実際に鬱を治すために赴いたマエダ先生の教え、それに沿ってどのように「僕」が鬱を治していったかについて、読みやすい絵にして書いています。
■「僕が僕であるためのパラダイムシフト」」感想
●本の全体
「鬱」という重いテーマについて、いい意味で気の抜けた優しい絵で描いています。
そのため必要以上に重たくならず、おそらくEMIさんが伝えたかったであろう「鬱を治せる」ということが大切に描かれている印象でした。
特段過去に重いことを持っているわけでもなく、家族に愛されてきたという実感もある私でも、「自分を愛する」ということがきちんとできている感覚がなく、「本心を虐待している」という可能性があること、それで「不安」を自分で作り出している。
「「僕」の経歴ほどの過去はない、だからこそ全然共感する資格はない」、とこのような本を読むと思いがちな私でも、本心を聞くヒントをわかりやすく提示してくれると思えました。
●個人的推しポイント
…は、このブログでは書くのをやめておきます。
どうあがいてもネタバレになってしまうので、このコミックエッセイを読んで私が「今後こうしよう」と思っていることは別ブログで書こうと思います。
ただ、一つだけ本当に突き刺さった部分は、擬人化した「鬱」に対して「僕」が質問する場面。
そうだったのか
コイツむやみに俺の人生を邪魔していたわけじゃない
単に病気とか害ではない
言いたいことがあってずっと居たんだ!
「鬱」ひいては自分を知る第一歩。
鬱を治すと本気で決めるのはすごくしんどいと思うので、この決断をした「僕」に泣きそうになりました。
■最後に
人の触れずらい「鬱」という病を、最終的に「病」とせずに自力で克服したコミックエッセイです。
このエッセイを元にして自分の本心を知ること、一日をワクワクして生きられる方法を探っていきたいと思っています!
私のように本心を知りたいという方でも、本格的に鬱を治したいと思う方など、いっそそういう思いが全くない方でもさらっと読める一冊だと思うので、ぜひ触れてみてほしい漫画の一冊です!
