【公認会計士受験200920】第2回模擬試験受験 | ぶたおのブログ

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日々学んだことを記録します。

模擬試験を受けてきました。

2日間(13時間)にわたる模擬試験の後の焼き肉は最高ですね。

 

 

■企業法

答案用紙を間違える。同じミスは本番で繰り返してはいけない。

手ごたえは、そこそこな印象(?)

ただし条文を拾えないので、圧縮テキストの回転を繰り返し知識を定着させる。

(10時間で1周。これを3週間サイクルで)

 

試験は以下のステップで行いました。

  1. 30分…ざっくり回答設計(ここで全問題を設計し終える)
    1. 白紙で出すことにはならなさそうで、安心する。
  2. 30分…条文肉付け・再度最初から洗う。
  3. 1時間…記述
しかし、記述の時間が思っている以上になく、焦りました。
その理由は、第2問で株式買取請求の根拠条文が見つけられず、条文集を探しまくっていたためです。結局あったので良かったですが、見つからなかった場合は大惨事です…(だからと言って、特効薬はなく、地道に理解を広く深くしていくことしかできないのだが)
改善策としては、1問だけでもいいので、先に完成させておき、残りの問題で時間調整したほうがよさそうです。特に、典型論点で確実に行けそうなやつ。すなわち以下の手順。
  1. 20分…ざっくり回答設計(ここで全問題を設計し終える)
    1. なんとなくの安心を確保する。
  2. 10分…第1問(もしくは第2問):条文肉付け・再度確認
  3. 30分…第1問(もしくは第2問)記入
  4. 以下、第2問(もしくは第1問)に進む。

■監査論

出来はそこそこな印象(?)

問題は、記憶メンテナンスの1サイクルが長すぎる。(20時間)。

これを何とかして10時間以内に圧縮する必要がある。

記憶の定着が進むと自然に早くなることを期待。しかし必要に応じて、以下の工夫ポイントを追加していく。

  1. その1:厳選したキー情報を抜き出して回転数上げる。(マインドマップ作るか?悩みどころ。)
  2. その2:タックインデクスを増やして、全体像を理解。

■租税法

 

前の模試よりはできたが、合格レベルには不十分。

問題演習が不足しているので、テキスト暗記回転だけでなく、

模擬試験2回分の計算を何回か繰り返して、計算力を上げる必要がある。

(細かいところで、問題の癖があり、テキストだけでは正解まであと一歩壁がある)

また、一瞬で知識を引き出せるように回転を繰り返す。模試を解くことで回転すべきポイントが明らかになるとともに、脳が刺激を受けて記憶が強化されたような気がする。

 

  • 例:法人税
    • 改良費と資本的支出の違い?同じ?など
    • 任意積立金に返還部分があるけど…何それ?など
    • 寄付金控除で政党への寄付金は一般だっけ?特別だっけ?確か所得税と扱いが違うんだよな…など
  • 例:所得税
    • 退職所得における控除計算式は、その場で条文引けばいいと思っていたが、そんな時間はない!要暗記。
    • 社会保険料控除の控除対象者に該当しない人がいるかも?なんだっけ…?
    • 生命保険料控除について、控除可能額の計算式はなんだっけな…(条文引く時間なし。思いだすのに2分かかるが遅すぎ。2秒で思い出さないといけない。

テキスト暗記は4冊を20時間を3週間サイクルで回しているが、なるべく短縮していく。

 

■管理会計(会計学午前)

19年12月の短答式から一切勉強していない。

回答スピードが遅いので何とかしたいが、時間がなくて手が付けられない。

せめて短答式の復習(計算力の復元)&最低限の知識暗記(いくつか覚えるべき癖がある点がある)くらいはどこかで加えたい。

※癖とは例えば、予定労務費単価の計算(どこまでの給与を、どこまでの時間で割って単価出すのか)など。

 

大問4つあるので、1問あたり30分で終わらせる必要がある。しかし、回答開始後すぐに大問1にはまる。一番最初の完成品単価が出せない。

  1. 60分経過後:回答用紙はすべて白紙のまま60分が経過する。さすがにこれやばいな。0点かと思い、パニックになる。
  2. 62分悔過後:落ちついて値が出せた。これで一気に進む。
  3. 80分経過後:何とか大問1を終わらせる。
  4. 100分経過後:大問2を終わらせる。
  5. 120分経過後:大問3を終わらせる。
  6. 結局、大問4を白紙で提出…

■財務会計(会計学午後)

前よりはできたが、合格レベルには不十分。

理論については、理論テキストを10時間以内で1回転する(3週間サイクルで)ことが可能となり、パッと見て思い出せるようになってきている。(これを継続する)

 

計算については、ここ2年くらい勉強していなかったが、そこそこ解ける。

しかし連結会計、連結CF、在外子会社は要強化。

模擬試験2回分を演習することで、連結会計を蘇らせて強化する。特性タイムテーブルを活用する。

  • 取得関連費用ってどう扱うんだっけ?
  • 連結CFってどうやって解くんだっけ?さらに言うと、外国子会社の場合
  • 外国子会社
    • そもそも成果連結ってどうやるの?
    • 株式の一部売却や、支配獲得後の追加取得。段階取得は、どういう会計処理?
  • 持分法適用会社
    • その他有価証券評価差額金の扱いは?どう連結上反映させる?

大問3つで3時間なので大問1つあたり1時間で終わらせる必要がある。

しかし、最後の大問で出てくる連結は時間がかかるので、もう少し余裕を持ちたい…

 

■経営学

そこそこできた。時間的余裕もある。

テキスト1冊5時間×2=10時間の復習を3週間サイクルで回せばOKな気がする。

 

課題は、

  • 企業価値の計算方法について、税引後WACCを使って出す方法と税引前WACCを使って出す方法の腹落ちするほど理解できていないこと。
  • また、オプションプレミアムの算出方法がしっくり来ていないこと。
  • ROICにおけるNOPAT(税引後営業利益)とは支払利息や受取利息などふまえた実際の税金を引けばいいのか、それとも営業利益×法人税のことを言っているのか。曖昧。

後は模試の復習(2回分)

 

***

 

科目別の振り返りは以上です。以下は具体的な勉強進め方など。

 

1週間20時間をめどにしているので、3週間サイクルで記憶メンテナンスを進めようとすると以下のような感じになります。

 

  • 監査(10時間=テキスト2冊×5時間)_(今の20時間かかる状態を何とか圧縮する)
  • 企業法(10時間=マインドマップ5枚×2時間)
  • 経営学(10時間=テキスト2冊×5時間)
  • 租税法(20時間=テキスト4冊×5時間)
  • 会計学(10時間=テキスト1冊×10時間)

合計60時間。1週間に20時間の勉強時間では、20時間×3週間=60時間なので、

記憶メンテナンスの回転だけで終わってしまいます。

しかし、財務会計(特に連結)・管理会計の計算力強化が必要ですが、その時間が取れません。

方策は3つしかないです。

①勉強時間を増やす

②記憶メンテナンスの1周当たり時間を短縮していく

③記憶メンテナンスサイクルを伸ばす。

 

できるだけ①を行いつつ、②を行っていきます。

例えば、25時間に増やせば、25時間×3=75時間となり、75-60=15時間が3週間で確保可能です。

 

取り急ぎ9月末までは、以下を行います。

  1. 模擬試験の復習
  2. 監査論のメンテナンス(サイクルの圧縮)。
  3. 全科目の高速回転(3週間サイクルに則って。手始めに消費税。)
  4. 財務会計論の計算力強化(特に連結会計)
  5. 管理会計の計算力強化
 
そのほかの気づきポイント
  • ホチキス必要ということに気づきました。(問題用紙がばらける)本番では持参します。
  • ボールペン大切。力入れずにさらさら書けたので余り疲れなかった。(前回は少し書きにくいボールペンだったが初日に極度の疲労。ボールペン違うだけで全然違う。会社のボールペンが良い。コンビニでさらさらかけると書いていても信じてはいけない。普段から用意しておく。)
  • 自己認識と実際の回答があっているかには、思っている以上にずれがある気がする(基礎的な知識はあるが得点ゲットまではあと一歩必要、といった感覚。租税法で記述済み)。知識を得点につなげられるように回答力を向上させていく(模擬試験2回分を繰り返し説くことで、問題演習のスキルを磨く。)