むかし、むかし寒い北国に茂作と己之吉という猟師の親子がいました。
ある日、二人は山に狩りに出かけ、吹雪にあったので、山小屋で夜を明かすことにしました。
夜になって寝ていると、もの凄い寒さで己之吉は起きてしまいます。
ふと、横の茂作を見ると、雪のように白く美しい女性が、茂作に冷たい息をふきかけ凍らせていました。
次は自分の番だと思った己之吉は、頼むから殺さないでくれと雪女に必死におねがいしたところ、雪女は
「お前はまだ若い。今夜のことを誰にも話さなければ命は助けてやろう。
ただし、誰かに話したら命はないぞ」
と言って去っていきました。
それから、月日が流れて、ある雪の晩、雪のように肌の白いお雪と名乗る女性が一晩泊めてほしいとお願いしにきました。
優しい己之吉は泊めてあげて、それから二人は夫婦となり幸せにくらしていました。
ある晩、己之吉はお酒を飲みながら、「お前に似た女を見たことがある・・・」と言って、とうとうあの晩のことを話してしまいました。
しかし、お雪は聞こえない様子で、「お前さん、何か言ったかい?お酒はほどほどにして、早く寝ておくれ」と言って、己之吉を寝かしつけました。
その後も二人は仲睦まじく暮らしていきました。
実は、お雪は雪女で己之吉が言ったことを聞いてしまったら己之吉と一緒にいられなくなるので、わざと聞こえないフリをしたのでしょうか?
きっと、それは、お雪にしか分からないことでしょう。
おしまい
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昔々、ある所に浦島太郎という漁師がいました。
ある日、太郎が浜辺を歩いていると、子供たちが海亀をいじめていました。
太郎もその中に加わって、亀をいじめたので亀は死んでしまいました。
太郎は、死んだ亀を食べてしまい、不思議なことに、それから太郎は歳をとらなくなり、お父さんもお母さんも友達もみんな死んでしまったのに、太郎だけいつまでも若いままでした。
太郎は、寂しさのあまり、いつも浜辺で泣いていました。
ある日、泣き疲れて浜辺で寝てしまい、朝になって起きると、なんと!太郎の体は海亀になっていました。
そこへ、村の子供たちが亀になった太郎をいじめていると、若い漁師がそれに加わって、とうとう亀になった太郎を殺してしまったのです。
その若い漁師はその亀になった太郎を食べて・・・(以下ループ)
太郎が食べた亀の肉も、亀をいじめて殺した漁師だったのでしょうか?
おしまい
昔々、らせつ鬼という悪い鬼が村の人々に悪さをしていました。
困った村人は、「三ツ石様」という神様にお願いした所、神様は大きな岩に鬼を縛り付けて懲らしめました。
鬼は降参して、もう二度と悪さをしたり村に現れないという証に岩に手形を残して山に去っていきました。
岩に手形を残したので、それが岩手県の由来になりました。
おしまい
この鬼の手形は盛岡の三ツ石神社に残されています。
手形は、ハッキリとは分からなくなっていましたが、大きな岩は残されていました。
