今回はアクアのディスプレイオーディオのテレビのチャンネルをというボタンで切り替えるという話題です。そのボタンは音量調整ダイアルの隣りにあります(10.5インチ)。

 テレビですがデジタルになって、テレビの周波数は昔使っていたUHFに移行したのを思いだしました。今のチャンネルは昔と同じような感じにするために便宜的に設定したものでした。思い返すとテレビがデジタル化した際にそんな説明を読んだことがありますが、すっかり忘れていました。
 要するに物理チャンネルはUHF帯の周波数に対応したもので、それに対しいつも使っているリモコンチャンネルは仮想的なチャンネルです。

 ずっとテレビのチャンネルはアクアのハンドルについているボタンで切り替えていたのですが、ところが上記ボタンを使って選局しようとしたら実は物理チャンネルベースのボタンでして、そのため思い通りいかなくて、かなり戸惑いました。
 
 いまどき、リモコンチャンネルではなく物理チャンネルを理解している人がそんなに多いとは私には思えず、物理チャンネルベースの操作がどうなのだろうと思ったのでした。

 とはいえFMラジオについては、プリセットで合わせようがないコミュニティ局があると思っていたのですが、上記ボタンを押せば0.1MHzずつ変わるので、どの周波数にも合わせることが出来てやっとその局を聞く事が出来ました。テレビも同様に電波があれば見れるので思わぬ所に中継局がある事に気が付いたりします。
 ちなみにFMラジオでAM放送が聞こえることがあり、説明を読むとAM放送局が災害などで壊れた時の補完的な意味があるそうですが、災害時にそんな放送をやっているなんて気が付く人がどの程度いるのだろうと思いました。周波数も90MHzを越えてますから対応していないFMラジオも結構あるのでは。最近のFMラジオは皆ワイド対応かな。

 アクアのテレビは飛んでいるTV電波をみんな映すことが出来るのである意味高性能な受像機とも言えます。
 例えばドライブしてその県の代表的なCHが見えない谷間などの地域に行った時には使える機能かもしれません。毎回周波数のスキャンをするのもかったるいですから。それとも中継局サーチというのがうまく働くのかな?