について企画調査をはじめて半年、、、


やっと少しは公表できる情報も増えてきました。



その前に、ご存じの方も多いと思いますが水問題に関するマクロ数値を並べてみます。



国連発表の数値では、2025年には世界の3分の2が水不足に苦しむと言われています。


現在の世界の人口に換算すると45億人が水不足に苦しむ計算です。


人は飲用や料理、衛生用などで毎日およそ50リットルの水を必要としているそうです。


余談ですが、北米の人々は平均600リットルで、アフリカの人々は平均6リットルの使用量だそうです。


つまり単純に現在の67億人の人がまんべんなく50リットルの水にありつく為には、122兆3千億リットルの水が必要なわけですね。


ひるがえって地球の水循環能力について、小学校で習った記憶のあるかたもいらっしゃると思いますが、水は太陽に暖められて水蒸気となり、再び循環するというサイクルを年間400億リットルペースでおこなっているそうです。


でも、そうすると計算あわないですよね?


現在私達人類もっと膨大な量の水を使用しているんです。


それらはどこからくるのでしょう?


ほとんどが地下水です。
今の生態系が出来てから、すこしづつ地球が貯めていた貯金ですね。
現在20億人がこれだけを頼りに生活しているそうです。


もう一つは、ここ10年くらい世界的に急成長を遂げている海水淡水化プラントや、下水再利用システム等の人類(企業)の技術からまかなっています。

今世界には12000強の海水淡水化プラントがあるそうで、ざっくり年間500億リットルくらい作っているそうです。


地下水は、石油よりはるかに早く枯渇すると言われており、これらが世界の水不足のマクロの非常におおまかな内容です。


これらを読んでもし、ご存じなかった起業家さんはすぐに色々なアイデアを思いつく事と思います。


加工水やボトルウォータービジネス等を筆頭に、水関連事業は水コストの格安な日本では利益率が高いというのは、表だって言う人は少ないですが、定説というか、常識というか、ですしね。


でも水の分配や製造管理を企業が行うという事そのものが問題にもなっているわけで、

世界では既に石油メジャーならぬ水メジャーが巨大なコングロマリットを形成しつつ国内に参入はじめています。国内の民営化ブームで隙間ができた浄水事業にノウハウのない国内企業よりも世界中で政府とジョイベンをやってきた外資系水メジャー、パッと見どちらに強みがあるかはあきらかでしょう。

でも、他方海外では、民営化により資本主義経済のルールに晒される事で、富裕層へより多くの水が流れ、貧困層にまったく水が流れなくなるという問題もおこっているからです。


まぁ、世界最高級の水インフラを誇る日本に住んでいては縁の無い話かもしれませんが、、、


個人的には、だからこそ、日本の技術力や、倫理感の高い経営が、世界の英雄になれる機会が潜んでいるような気がしています。



ウォーター・ビジネス――世界の水資源・水道民営化・水処理技術・ボトルウォーターをめぐる壮絶なる戦い

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なんだかんだでごぶさたしております。

経済危機のおかげで、眠れる挑戦者が起き始めています。

というか、自分を振り返っても、結局人間追い詰められなきゃ動かないって事なんでしょうかw

明らかに経済危機前より、起業を検討している方々の姿勢が真摯で紳士になってきてる気がします。

個人レベルではなく、なんとなく全体的に。

何より、技術系というか、スペシャリスト指向の起業家に出会える機会が増えてきた気がして、すごく嬉しいし、楽しいです。

このブログでも、適当な時期が来たら、素晴らしい日本産のVBをご紹介していきたいと思っています。
少し前の日経ビジネスで掲載されていた伊那食品工業さんの記事

ベンチャリングの現場では、勢いとかハングリーさは重要なので、結果的に急成長しょうとしてしまいがちです。さらに金融系の投資家達の重圧もあると、もはや急成長しなければならないくらいな感覚です。

でも、現場の経験を振り返ってみて、今は「急成長は善ではない」と確信しています。