昨日、先月にリリースされたB'zの新しいアルバム
「MAGIC」のジャケットを何気に見ていたところ・・・
special thanksのところに「MUNETAKA HIGUCHI」と
ありました。
そう、LOUDNESSのドラマー・樋口宗孝さんです。
LOUDNESSといえば、海外でも人気を博した知る人ぞ知る
日本を代表するロックバンドです。
その樋口さんですが、昨年末、ご病気で亡くなられました。
日本ではもちろん、海外のメディアでも取り上げられていたので、
知っている人もいるのではないかと思います。
ちなみにB'zの松本さんと樋口さんは、松本さんがB'zを結成する
前、セッションギタリストの頃からの音楽仲間で、B'z結成前は
もちろん、結成後も松本さんのソロワークに参加したり、とても
親しくしていたようです。ギター1本でこの業界に飛び込んだ松本さん
にとって樋口さんは兄貴のような存在だったみたいです。
なんでこんな話を出したかというと、この「MAGIC」というアルバム
の中に、「TINY DROPS」という曲があります。
松本さん曰く、
最近、親しい人が亡くなったけど仕事で海外にいて最期に会うことが
できなかった。悔しくて、その人のことをしばらく考える日々が続いて
いたある日、夢の中でこの曲のメロディーが鳴っていた。普通、夢の
中で出てくるメロディーって起きたら忘れてるけど、この曲のメロディー
だけ鮮明に覚えてた。今までこういうことって無かったけど・・・。
・・・そうか、誰のことやろうと思ってたけど、樋口さんのことだったのか。
そういえば松本さん、サマソニの時に珍しくKillerのギターを使ってた。
しかも、LOUDNESSのTシャツを着て。
調べたら、そのギターはLOUDNESSのギタリスト・高崎さんのギターで、
自身のGibsonの松本モデルと直接交換したものだと言うこと。
Killerなんて使ってるの見たことなかったから何でかなと思ってたけど、
これで全て繋がった。
松本さんなりの追悼だったんですね。
彼らしい。
