年に一回受ける健康診断。
今年も受けて参りました。
そして、しばらくして結果が送られてきました。
肝機能異常なし、血液一般異常なし、ふんふん。
尿・腎機能も異常なし、心電図もご心配なく・・そうかそうか。
胸部X線は要精密検査・・・
ん?
・・・要精密検査?
なんですってー!
肺に異常がある(大部分に影が映っている)可能性が
あるため、要精密検査とのこと。。。
肺??
肺ってタバコとかで悪くなるんじゃないの?
ワタクシ、生まれてこの方ノンスモーカー一筋ですぜ。。。
それか、感染症とか??
それにしては咳とか息切れとかの自覚症状は全く無いけど・・・。
そもそも「影」って何???
と、一瞬あれこれと考えてしまいましたが、考えてても仕方が無いので
先日、精密検査を受けに行って参りました。
やさしそうな、初老の女性のドクターでした。
先生:「自覚症状は全く無いのよねー?」
ワタクシ:「ハイ。」
先生:「タバコを吸う方は、まれに影が映ることがあるんだけど・・
アナタ、煙草吸わないのよねー?」
ワタクシ:「喫煙歴も無いです。」
先生:「そう・・・。」
そう言って先生はワタクシのレントゲン写真をずっと見ておりました。
その間、数分間(実際は数十秒だと思いますが・・)
先生:「うーん、あれこれ考えてても仕方無いわね!CT撮りましょう!」
ワタクシ:「しーてぃー??」
先生は、CTがどういったものであるかとか、CTを撮れば良く分かる
ことを説明してくれ、一緒にその部屋まで行ってくれました。
その間、アナタは若いから大丈夫だと思うとか、いいカラダしてるわねー。
とか、ワタクシの緊張をほぐしてくれるように気を使ってくれていました。
ワタクシはあまり気にしていないような素振りをしていたのですが、
内心、不安だったのが顔にでていたのでしょーか(^_^;)
そしてTVで見たことあるような機械にのせられ、ウィーンと・・。
CTでの撮影が終わり、待合室へ。
その間、数十分間(実際はおそらく数分間・・・)
名前を呼ばれ、診察室へ。
パソコンに送られてきたばかりのワタクシのデータを
先生は目を凝らして見ておりました。
・・・。
(おおぅっ!これが自分のカラダかー。)
(へぇ。。。たぶんこの2つは腎臓やね。)
(・・・ねぇ、先生?)
(何かしゃべってよ!)
(ていうか、その白く映ってるポツポツは何!?)
(わっ!また何かでてきたっ!)
(てかお願い!先生しゃべって(T_T) Say something!)
・・とワタクシ、心の中ではのたうちまわっておりましたが、
外見上は平静を保っておりました。(・・・のつもり)
そして、先生の一言。
「・・・アナタ、キレイな肺してるわねー。」
あ、ありがとうございます・・・。
さんざん不安になって、なんのこっちゃと思いましたが、
先生曰く、普通の人より血管が発達してて、肺の密度が
かなり濃いために影になって見えたのねーとのこと。
炎症とか、いわゆる悪い病気は無いから安心してちょうだいとのこと。
そして帰りがけ、先生は、
「ホントはねー、大丈夫と言いながらアナタみたいな若い人に何か
あったらどうしようと思ってたの。でも何もなくてホント良かったわー!」
と、笑顔で送ってくれました。
いやいや、こちらこそ気を使って頂いてありがとうございますm(__)m
とまあ、結局は何も無かったんですが、普段健康でいることが
当たり前になってしまっていて、何も無く、健康で過ごせている
毎日に、そして健康なカラダに産んでくれた両親に改めて感謝を
しないといけないなーと感じた出来事でした。