●ワンコとつきあう「基本のキ」

 ワンコは、あなたのことを『ボス』と認めていますか?。

 犬から見た『順位』は…

一番強い(強そうな)、怖い(怖そうな)ヒト…お父さんの場合が多い。時としてお母さんのことも。

ゴハンをくれるヒト…お母さんが多い。

ワンコ…犬自身のことです。彼は自分の地位をここ!と決めています。

それ以外のヒト…子供、おばあちゃんなど。不思議とおじいちゃんは『自分より上』と思う。

赤ん坊などがいると、ワンコは『この子を守ってあげよう』とします。

 あなたがワンコより下の地位なら、言うことを聞いてくれません。「ただのお友達」。

 服従訓練の基本は「ボスは私(あなたのこと)」だということを分からせること。

 犬は集団で行動し、群れのボスの言うことに従う…習性を利用します。だからといっていつも強権的、威圧的では、ワンコは萎縮し、怖がってしまいますから逆効果。一緒にいて安心…この安心感を与えることが大切です。

 ●叱り方

 ワンコの行動が、あなたにとってOKなのか、NGなのか。これをその都度ワンコに分からせていくことが大切。ワンコが勘違いしたり混乱したり…がないように注意しましょう。

 「叱るより誉めろ」が基本です。

① いけないことをしたらすぐにその場で、短いコマンドで叱ります「ダメ!」「いけない!」「NO!」…どれか一つに決めて、決めたら変えない。

② アイコンタクトをして、大きく、強く、低い声で。

③ あとは放っておきます。あなた自身も、怒りの感情をすぐに忘れること。いつまでも引きずってはいけません。叱った後はワンコに余計な言葉をかけないこと。暫くするとワンコの方から謝って来ます。それまであなたは我慢!

④ 「さっきはゴメンなさい」とワンコが来たら、さりげなく撫でてやるだけ。誉めてはいけません。誉めると勘違いしますから。

 

 ●誉め方

 「言うことを聞く」って、どういうことなのか…をワンコに分からせます。

 ワンコが言うことを聞いたら「できるだけオーバーに」「思いっきりの笑顔で」「高い声で」「撫でながら」

誉めます。周りの目を気にして恥ずかしがってはいけない。外国人になったつもりで。

ドライフード1粒(すぐ飲み込めるおやつでもOK)を使って。あなたがワンコを誉める練習にも

なります。

  ワンコと向かい合う。なるべく近く、小型犬ならあなたはしゃがんで。目の位置でフードを見せる、匂いを嗅がせる。 コマンドは「待て」「Wait」

② 飛びついたら届かない高い位置に。ワンコが戻って立ったら、目線の上にフードを持ち、その手をワンコ側に出します。ワンコは座りますね。 コマンドは「座れ」「Sit」

座ったら、一呼吸置いて、誉めてあげます。撫でながら。頬摺りOK。 コマンドは「よし」「Good」

 必ずコマンドを出してください。フードやおやつを使わなくても、コマンドだけで言うことを聞くようになるのが目標です。

 繰り返し、訓練しましょう。できないから次、というよりも、一つできると次からが楽です。