仙人への路

こんにちは、thousand(仙人)です。今後とも、よしなにm(_ _)m



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2010年のネコ事情(^o^)

今年も早や一月も下旬となってきましたが

2010年は 同じ猫科である「トラ年」ということもあってなのか…

仙人の猫三昧ぶりは誠に順調です(^-^)



まずは近所の猫たちから~ 


仙人への路-2010JanCat8

仙人への路-2010JanCat7

この二匹は神社の社を根城にしているコたちで、

特に寒い冬場はいつも陽当たりのよい賽銭箱の後ろに居ます(^-^)


下のグレーのコの毛並みが、なかなかに美しいのであります。




で、こちらは一番ウチに近いところに居ついてるネコ家族。

ネコたちのエサの世話してる事務所の前が溜まり場になっていて、撫でるのOKなコもいます。


仙人への路-2010JanCat14


仙人への路-2010janCat12





そして、こちらの二匹が一番 友好的&撫で回しOKで、

付き合いが長く馴染みが深いネコの親子であります。このブログにも度々登場してますね。


もちろん親子といっても、既に双方とも10歳近くということで大人なわけですが

(下が娘で、上が母)、 なんとなく娘のほうが子供っぽい気がします。 

別時間なのに、似たような足投げ出しポーズで寝てるのが面白いのです。


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こちらは中野駅近くに居るコ。 非常に人懐っこくて、前を通りかかると声を掛けてきます♪

なので撫でまくりOKなのです(≧◇≦)




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こちらの2匹は昨年から、特にヨメさんが毎日会いに行くほど御執心の三毛たち。 

お祖母ちゃんと孫娘ですね。

グレー毛の母猫も居るのですが、近寄って来るものの警戒心が強くて触れるほどにはなってません。


昨夏は仔猫だった手前のコも大きくなってきました。

最初は警戒していたのに、いまや撫で回せるほどヨメさんには馴れてきてます。




で、最後は親バカで(^-^;)  実家猫二匹であります。


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姉ネコ三態(爆笑)  最後のような仕草が、もう堪りませんっっぅ

o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o





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仙人への路-2010JanCat1


続いて弟ネコ♪ こちらのほうが甘えん坊。

媚び方が非常に上手くて、分かっていてもついつい手を出してしまう 愛いヤツなのです(^-^)



…と、まぁこんな感じの2010年スタートなのですが。

最近はデジカメ&ケータイ写メがネコばかりになっているのが、これでイイのか?と疑問だったりしてます(爆笑)


映画評 ウルトラマン & 仮面ライダー

年明けからの映画評です。
…と言っても、特撮系の2本(仮面ライダーとウルトラマン)しか見てないんだけど…(^-^;)


ここで脱線して自分語りをしてしまうと(笑)。


ウルトラマンは1966年から、そして仮面ライダーは1971年からのTV放映ゆえに、1962年生まれの仙人としては、まさにど真ん中なリアルタイム世代でありまして♪ 幼稚園時代に強烈な印象を残したウルトラマンと、自立心の芽生える頃合の小学3年から始まった仮面ライダーのシリーズ作品は、仙人の成長期における重要なファクターであって切り離せないレベルで定着…もはや細胞にまで完璧に刷り込まれてしまってる感がマジで有るんですな。


なので、映画作品的にはどんなに不評であろうとも。どんなに名作と成り得なかろうとも。やはり観に行ってしまい、且つそれなりに楽しんでしまうのでありましょう(苦笑)



さて本題。



…と、その前に、まず苦言を一つ。 


映画の題名が長過ぎじゃいっ!! ヾ(`Д´)ノ


「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」
「仮面ライダーW(ダブル) & ディケイド MOVIE大戦2010」


…って長いでしょ? 今までのように副題で長々してたんなら許容範囲なのに、なぜ今回は2作品とも正式題名が、こんなにも長いのか。面倒くさい上に、ブログ・タイトルにしようにもハミ出てしまうじゃないか!(怒)


映画の正題は10字以内とかの規制を作ったらどうだろう? いやマジで (-"-;)



●仮面ライダー W(ダブル)&ディケイド MOVIE大戦2010
…というわけで「仮面ライダー」が2010年初映画となりました(笑)。新旧ライダー取り混ぜての3部構成というストーリー展開が、思いのほか面白かったなり。


1部がディケイドの続編。2部がWダブルの誕生篇。3部が二つの世界と双方の敵とが重なって、ディケイドとWが共演という形。敵が重なり合っていく設定がちょっとヤッツケ感ありありの小手先っぽかったのが気に喰わないけど、全体的にはまぁまぁ合格点かな(^-^)


昔のライダー1号・2号に燃え(≠萌え)ていた身としては、今回敵にゾル大佐、死神博士、ハチ女が出てきたのが嬉しいね。しかもハチ女が及川奈央だし。もともと色っぽいアダルトな女優さんだったのに、昨年の戦隊シリーズで敵幹部を演じてから色々なところに呼ばれていて、今年は遂にNHK大河ドラマ「龍馬伝」にも出演が決まったとかで、いやはや正に引っ張りだこな状態でありますね。


今回のディケイドとWの関わり具合を見ると、ディケイドが時空を旅するライダーという設定なので、もしかしたらWや来年以降のライダー・シリーズにもちょくちょく顔出しするようなことになるかもしれないな、と思った次第。


作品的にはハードSFにもなっていなかったので評価はされないだろうけど、一応の話が決着したという点で、TVシリーズを見ていた人なら見て損はなし、でありますな(^-^)



●大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE
実は、如何にウルトラマンが仙人の細胞レベルに浸透していようとも、今回の映画はあまり観に行く気にはなってなかったんだよね。ウルトラマンの故郷「光の国」が舞台のようだったし、…と言うことは、ハヤタもダンも(人間が)出てこないんじゃ?って危惧感があってさ。だってねー、変身後のウルトラマンたちしか出てこないんじゃ興醒めだよね。変身シーンが無いって事だもん(爆笑)  だから株主優待があったから行ったってのが真相。


でも観てみれば、人間たちもいっぱい出てきたし、ハヤタもダンも健在で変身シーンもシッカリあって、当初の危惧は杞憂に終わったのだった。…とは言え、人間側の主人公(怪獣使いレイ)を知らなかったので感情移入するには至らなかったのが残念。


ストーリーも、初めて「悪のウルトラマン」や「セブンの息子」が出てきたりして、ちょっと目新しかったかな。ひとつのエピソードとしては展開も面白いし退屈しなかったから、合格点をあげても良いと思う。


ただ、超戦士たちの戦い描写としては、あまりCGに頼らないワイヤーアクション中心だったにしても、ちょっと物足りない。普通のカンフー映画のほうが、まだ見応えがあるってのも何だかな出来だよね。怪獣たちも余りにたくさん出てき過ぎで、一体一体の怪獣のスゴさが全く表現されていなかったのが特に悔しいかも。


「悪のウルトラマン」も良いけれど、やっぱりウルトラマンの好敵手は怪獣であって欲しいね。


小泉元首相が声をあてていたウルトラマン・キングはご愛嬌だとしても、悪役の声が芸人の宮迫博之だったのは果たしてどうなんだろう? もちろん特に下手って訳じゃなかったけど、話題作りにもなってなかったような気がするなぁ。小泉さんを引っ張り出したなら麻生さんとか福田さんとか民主なら小沢さんに、悪役の声やってもらったら受けただろうに(^o^) 


あと、嬉しかったのは、ダンが使うカプセル怪獣3体が出てきたこと! ミクラス、ウィンダム、アギラ…本当に懐かしいねぇ♪


さて、今回の作品は果たして次に繋がるのかな?


新年おめでとうございます♪

2010年になりましたね~♪ 皆さま、今年もヨロシクお願い致しますm(_ _)m

…ということで、一応 作成した年初の挨拶カード(年賀状?)を どーぞ(^-^)


仙人への路-20100101d


今年は例年よりも暖かい冬&正月ですよね。 

まだ東京では霜も霜柱も見てないし、晴天も続いているし、

こんなに過ごし易い正月は初めてじゃないか、と思うぐらい。 


ま、何の不満もないからイイんだけどね。



そんな中、元旦に地元の新井薬師に妻とマイミクのMさんを伴って初詣に(^o^)

この後、皆んなで御節をつつきつつTVを見ながら歓談~♪(^o^)
仙人への路-20100101a




で、例年通り1月2日に、拝島大師のダルマ市に行って参りました。
仙人への路-20100101c
晴天も手伝ってからか、人混みもなかなかにスゴイものでしたが、

無事にお目当てのダルマも手に入れました(^-^)   


満願成就となるよう、慢心することなく 清凛としつつ 一年を頑張ろうと思います。





仙人への路-20100101b

こちらは、職場近くの駅近で披露されていた 鳳凰太鼓 の演舞。

女性がメインのグループで重低音の響きがなかなかに素晴らしかったです。

いやはや年初から良いものを見せて頂きました♪



というわけで、この一年が皆さんにとって素晴らしきものとなりますように!



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それと、こんなん貰った~♪ アメブロからのお年玉?(笑)

2009/12月 段位アップ賞
謹賀新年 今年は寅年!


2009年12月度

映画評 『ONE PIECE ワンピース STRONG WORLD』

年末の駆け込み映画評 第2弾です (;^_^A アセアセ・・・


●ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD

何を隠そう、仙人はワンピースの原作ファンである。 来年4度目の干支を迎えようという歳にも係わらず、ワンピースのコミックだけは新刊が出るたびに買っており全巻揃えているのだ!(^o^)


今回で劇場版が10作目とマイルストーンになるからなのか、原作者の尾田栄一郎が初めて映画ストーリーを書き下ろした上に、原作の連載を休止してまで映画の製作総指揮を自ら取ってしまったらしい。 


色々と力が入り過ぎていた気もするが、流石に原作者が携わると格段に面白さは増してましたね。しかもストーリーが新しいし、妙な都合のよさが無くて、最初から最後までガチンコで勝負してたのが好ましかったなぁ。


ワンピースの劇場版が、ここ暫く原作マンガの名エピソードの再現になっていたから、見る気が起きなかったのだが、映画はやはり今回のような新作のオリジナル話であって欲しいと強く思った次第。


ジャンプの十八番である 友情・努力・勝利 の三拍子が文句なしに揃ったアニメ映画と言えましょう。中でも仲間との絆がメインに描かれていたと思うので、見ていて味わい深さが感じられるのも、なかなかの出来の良さでありますよ。


年末年始は混んでいるかもしれませんが、お子さんと一緒に見るには最適かと♪


映画評 『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』

年末に駆け込みでのカキコです…(;^_^A アセアセ・・・

しかも、あと2つ記事を書く予定だったり…タハハハ~。



で、まず一本目♪



●宇宙戦艦ヤマト 復活篇

マイミクの中でも自分と同年代の、いわゆるリアルタイムなヤマト世代を誘って観てきました(^-^) やっぱり「映画館へ足を運んでも取り敢えず見てやろう」と前向き(?)になるのは40歳より上だと思いますので。


で、結果ですが。


約2時間の作品を見終わって、その直後から映画本編よりも長いくらいの時間、「なんじゃーこりゃぁ!?」 「あそこはもっとこう~」 「良くも悪くも昔ながらのヤマトだったな~」 などなど、突っ込みを入れつつの感想大会になってしまいました(爆笑)


映画を見終わってこんなにも長い時間、映画の感想を語り合ったのは実に久しぶりです。その意味では、ヤマト世代だった人たちには非常に盛り上がること請け合いな作品になってると思いますヨ(o^-^o)


ストーリーは、ネタバレも何のそのと言いますか…以前までのヤマト作品を全部ミックスして割ったような感じで、デジャブ(既視感)いっぱいです(^^;)


前説→ヤマト発進→戦闘→敵の正体判明→再び戦闘→幾つも奥の手が出てくる敵本拠地→地球を背負ってラストの波動砲発射  といった具合に、これまでの作品を忠実に再現しているというか、なぞっているというか。 非常に昭和テイストなんですね。 


そのために、今どきは受け入れられないんじゃないかと思うような戦争礼賛的な味付けが、ちょっと鼻についちゃう展開な訳です。 ヤマトが積極的に闘うとするなら、もう少し動機をしっかりと作ったほうが良かったですし、ガミラスと闘った最初の航海で学んだような「非戦の努力」なども経た上で、戦いに赴いて欲しかったな、と個人的には思います。


好戦的な部分に目を瞑れば、色々と突っ込み所は満載な映画ですけど、往年のヤマト・ファンの期待を決して裏切らない仕上がりにはなっていて、取り敢えず昔のファンなら見て損はない! と個人的には断言したいところであります、ハイ(;^_^A アセアセ・・・


あと謎なのは、映画冒頭に映像が出る前に デカデカと 「原案:石原慎太郎」 と出るんですワ。 え? 都知事? どういうこと? と頭ん中は疑問符だらけになります。 で、エンドロールには石原都知事の名は無いもんだから余計に何が何だか…。 一体どういう関わり具合なんでしょうね?



締めに大きなネタバレをひとつ。エンドロールの一番最後に、なんと 「復活篇 第一部完」 と出るのです。 


えっっ第一部!? …って、第二部やるんかいっっ!!


ってな感じで場内騒然ですわいな (>▽<)



映画評 『 カールじいさんの空とぶ家 』

ピクサー映画初の人間が主人公になった作品、 『カールじいさんの空とぶ家』 観てきました(^-^)


映像がとても丁寧に、且つ色々なこだわりを持って作られている辺りが、好感持てるストーリーと相俟って非常にジブリ的でしたね~。 公式HPをみると、当の宮崎駿監督&鈴木敏男プロデューサーの2人のコメントがあったけど、2人ともかなり思い入れタップリに観覧したようですな。  実際、宮崎さんが作りたそうな内容だったし、ピクサーにやられて実はちょっと悔しいんじゃないのかなぁ…。


冒頭の、無音声で綴られる10分間が本当に秀逸で、情感溢れんばかりの描写に涙を誘われてしまうこと請け合いです。 この部分だけでも、素晴らしいショートフィルムでありますな。 そしてこの冒頭部分の良さは、人生の重みを知らない子供たちには未だ判らないに違いなく、 この作品が子供映画ではなく、大人のアドベンチャー映画であることを示しているのだと思うのだ。


冒険の果てに手に入れるものは何か?

冒険の末に気付く幸せとは一体なんなのか?

そして…冒険より大切なものが何であるのか?


そんなことを老いても尚 元気で頑固なカールじいさんと、ボーイスカウトの少年ラッセルが教えてくれる(^-^)  南米に到着するの早すぎない? とか そもそも風船で家が浮かぶんかい! などなど突っ込み所は数あれど(爆笑) …そういうのを自然に放逐してしまえるほど、奇想天外なのに妙にリアルな冒険譚に拍手♪


そして。


この映画の原題はシンプルに 『 UP 』 なのだそうだが、うん、断然に UPのほうが素敵だし、作品内容と合っていると思うのは、仙人だけだろうか?  なんと言っても 『 UP 』 のほうがワクワクするじゃないですか!(^o^)


唯一残念だったのは、行ったシネコンでは吹き替え版しか上映していなかったこと。

字幕版で見たかったなぁ。


クリスマス・ツリー

今年は未だクリスマス・イルミを眺める機会に恵まれていないけど、池袋サンシャイン・シティのツリーだけは、ここ数年は毎年必ず見てますね~。


尤もツリー見物が主目的ではなく、キャラメルボックスのクリスマス公演を観劇に行く途中でそこを通るから、ってのが真相なんですけどね。


それでもキラキラと華やかな飾り付けを見ると、それなりに冬の風物詩としてワクワクしてきますね~♪


仙人への路-2009xmas


他のイルミネーション等も見に行けるかな~。


映画評 『 2012 』

色々なメディアでコラボ宣伝していたパニック映画 『2012』 を観てきました。 取り敢えずは、興行ランキングでも2週連続で1位ですし、この冬では今のところ一番話題の映画でありますね。 


もちろん、地球が壊滅的な影響を被る根拠って辺りには、突っ込み所が満載なんですけどね(苦笑)


それでもね、この映画はそういう冷静な目を以ってしても驚愕するに値する程の…大迫力の映像を実現して見せている点で


とにかく スゴイ!の一語に尽きます。


裏を返せば、それしか無いってことでもあり、作品の質としては底が浅いとも言えますね(^-^;) 


滅亡を察知する科学者や、普通の家族、大統領他の政府関係者などなど描く人々が多すぎると言えばいいのか、逆に地球的規模の話にしては登場人物が少なすぎると言えばいいのか、ちょっと判断に困るんだけど…いずれにしても、人々がどういう心持ちで最期を迎えるのか等の描写が短かすぎて訴求力に欠けてるのは否めません。


マヤ文明が2012年以降の暦を持たなかったというのを根拠に、2012年で地球終焉という説を用いたところは今までに聞いたことがなかった新しさがあり「なるほどぉ~」と思ったけど、 太陽で極大のフレアが発生ニュートリノが地球に初めて物理的干渉を起こす地球のコア&マントルが高熱化地殻が溶けて不安定磁場が狂って地軸が移動各地で大噴火&大地震が発生高さ1500m級の大津波が各大陸を襲う  ってな壊滅のシナリオはちょっと無理がありすぎかなぁ…。


滅亡の危機に対して、人類が生き残るために各国政府が協力して方舟を建設するんだけど、建設場所では何故か地震がなかったり。主役家族が、災害が始まってから方舟に辿り着くまで24時間余りの話の筈にしては、地殻が溶けて地盤が不安定なんでしょ? なんで陸地がまだあるの? 24時間で安定しちゃうの? 地軸も一回移動しただけで止まるもんなの? 2000キロも移動って、その時に大気はどうなんのよ? 地球の自転は? そもそも今回は地殻・津波だけを描いてるけど、これだけの大異変だったら暴風雨になったり落雷が増えたり気候がもっと変わるでしょう? 地殻が溶けたんだからっ気温は地球規模で50度超とかスゴイことになるんじゃないの? 方舟で漂流するたった一ヶ月間で全部治まっちゃうの?


…と、冒頭でも述べたように突っ込み所は満載 (爆笑)  


でもそれを超えて、大迫力のCG画面に目が釘付け(^-^)  しかもジェットコースター的に休む間もなく次から次へと連続して危機また危機!というスピーディな展開に、 その突っ込みを入れてるヒマが無い!! (爆笑)  


だから…上記のようにネタバレしても全然構わない(笑) これはストーリーを追うとか、そういう映画じゃないんですもん。筆舌に尽くせないCG画像の描写力を実際に大画面で目で見て、堪能する映画なのです。


上映時間が158分と随分と長いのに、とにかく退屈はしません(^o^)  都市が倒壊していくシーンを始めとして、最初から最後まで迫力ある凄まじいCG映像が惜し気もなくテンコ盛り♪ 一見する価値はある、と断言いたしませう。


というわけで…パニック映画としては大満足の2時間半でありました。



出演者で言えば『リーサル・ウェポン』でメル・ギブソンの相棒先輩刑事として共演していたダニー・グローヴァーが、今回米国大統領として出演しているのを久しぶりに見たのがちょっと嬉しかったな(^-^)



映画評 『 なくもんか 』

映画 「なくもんか」 を観てきました。 特に前情報を見ずに行ったので、題名をそのまんま受け取り、最初は阿部サダヲが泣きたいのにヤセ我慢してる人情映画かと思ってたりして…ナハハハ~(^-^;)


でも全然そんなことはなくて。もちろん他人に隠れて泣いているシーンはあったけど、どっちかというと人前でもダダ泣きのシーンのほうが多かったと思うし。 優等生の読書感想文的に言えば 『仮住まいじゃない本当の自分の居場所になったから、人前でも泣けるようになったんだ』 となるんだろうけど、印象としては決してヤセ我慢してるようには見えないんだよね。


主演の 阿部サダヲ、竹内結子、瑛太 の演技が、ワザとらしいまでに大げさなのに自然な感じがする辺り、やはりタダ者ではない役者さんたちなんだろうね(^-^) しかし徹底的に濃い演技をする阿部サダヲと、どっちかというとそれとは真逆の瑛太が、こうもマッチングするとは驚きです。 俳優さんの個性が、比較優位的に上手く噛み合った好例じゃないかな。 

しかし何と言っても、この映画の 肝は、脚本の宮藤官九郎 でありましょう!! 

映画のテイストがもう クドカン色満載の 大爆発!! って感じです(≧◇≦)


だからシンプルな人情劇じゃなくて、賑やか過ぎるくらいの笑いの中にも、何らかの捻くれた味わいがあると言うか…ちょっとなかなか一言じゃあ表現できない ペーソスを感じさせる絶妙の味付け になってるんですよね。 まぁ多少は悪乗りし過ぎていて、あまり意味を為しているとは思えない展開などもあるんだけどね。 (阿部サダヲのストレス発散は…別にああいう形じゃなくてもイイんじゃない? とか、善意で配達してたのに警察沙汰になっちゃう話とか必要? とかとか)


あと特筆すべきは、 いしだあゆみ の存在感 でしょうか。 ストーリー上 特別重要なキーマンではないけれど、その抜群の存在感が 阿部サダヲ演じる祐太の居場所を示す最も大きな核になっているのが良いのです♪


手放しでは感動できない、泣けない、笑えない でも面白い絶妙な作品だと思う次第です、ハイ(^o^)



映画評 『 南極料理人 』

これを見たら  やたらラーメンが食べたくなる! 

と多くの人が評する(?)話題の映画、南極料理人 を見てきました~♪



公開当初は上映館が少なく、近場にはなかったので、スクリーンで見ることを半ば諦めていたのだが、口コミで広がったのか、最近になってメジャーなシネコンなどでもプログラムに組み込まれたようで、今回無事に見ることが叶ったのだ(^-^)


450日ほど南極で研究&サポート作業を行う男ばかり8人の日常を、料理を通して描いた作品。 ドラマチックな起伏は殆どなく、和気藹々と面白おかしく過ごす彼らの姿が映し出されるのだが、いわば男子校や男だけの部活動みたいなノリの良さというか、バカバカしさも愛おしいような生活観が、とにかく笑いを誘うのだ。


昭和基地よりも更に内陸に1000キロも入った、生きる動物も鳥も何もない平均気温マイナス54℃という氷原のみという環境で、研究作業の時間は別にしても、それ以外の膨大な時間をどう過ごすのか…楽しみと言えば「食」しかないような日常が如何なるものなのか…、などなど非情に興味深いドキュメントでもあったのがイイよね。


で、映画の中心となる数々の食事のシーンであるが、皆んな無言でムシャぶりつくのだ。 美味い!など味の感想を一切喋らずに黙々と食べるだけで、咀嚼音だけが響くのみ。 この描写が秀逸だと思うのだ。 


料理人の薀蓄も入らないし、美食家やレポーターたちが番組で表現するような食感や味の説明もない。が、逆に「まずい!」 とか 「辛すぎる、甘すぎる」 などの文句も一言も出ないのだ。 それゆえに本当に美味しいんだろう、有り難がって食べているんだろう、とコチラに判らせてくれる。 何もない雪原の下での…最大の楽しみである食事ってのは、実際にこんな感じになるんじゃないだろうか。 あ、唯一、伊勢海老のエビフライの時だけ、後悔の言葉が漏れてたけど(笑)



原作も実際に南極に料理担当として行ったことのある西村淳の体験を描くものだから、おそらくメチャクチャな脚色はされていないだろうし、それゆえに笑いの中にもリアルさが感じられるのであり、またリアルさがあるからこそ楽しく笑えもするのだろうな、と感じ入った次第。お見事です。


主役の料理人に堺雅人、隊長にキタロウ、ドクターに豊原功補、雪氷学者に生瀬勝久、そのサポートに若手の高良健吾、通信担当に黒田大輔などなど、一癖も二癖もある曲者役者揃いなのが嬉しい。 笑い一つとっても何となく奥深さが出てくるなど、とにかく味わい深い映画に仕上がってるのだ。


特別に良い!! と最大限の賛辞を贈るまでには至らないが、五指には必ず入るであろう、というような…とっても捨てがたいと思わせる作品となっている。 見て損なし♪ ですね。



…で、ウチら夫婦も映画を見終った後、 ご他聞に漏れず、 

ラーメン 喰っちゃいました!! (≧◇≦)


そして…心なしか、いつもより美味かった気がする…(^-^)



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