こんにちは。伊藤マーリンです。
トートタロットにはカバラ、占星術、神話、易、土占術・・・など
あらゆる要素が含まれています。
トートタロットに関連する叡智の中から、
今日は錬金術に注目してみたいと思います。
錬金術には怪しげなイメージをお持ちの方も多いでしょうが、
実は自然の摂理と密接に関わっている壮大な世界観に
基づいています。
たとえば、植物の種をまく時のことを想像してみてください。
種をまくと、芽が出ます。
芽が育つと、花が開きます。
すると、花粉が風に運ばれて、他の花が受粉します。
そして、花が咲き、やがて花は枯れます。
その後、実がなって育ち、実が熟れて、そこからまた種ができます。
この自然のサイクルは、そのまま
典型的な錬金術の概念に当てはまります。
それぞれを錬金術の用語にあてはめてみると・・・
種の芽が出ることは、ゲンミナテイオ(発芽)。
芽が育っていくのはフォルマテイオ(形成)。
花粉の受粉はコンユンクテイオ(結合)。
花が枯れるのはニグレド(黒化)。
実が熟すのはルベド(赤化)。
そこから種ができて再びまくことはプロイエクテイオ(投企)。
そして、その過程が循環する現象はロタテイオン(輪廻)です。
トートタロットには錬金術の様子が多数描かれていますが、
このロタテイオン(輪廻)を象徴的に表しているのが、こちらのカード。
ディスク2 Change(変化)
中央に描かれているのはウロボロスの蛇。
無限大∞を示すこのシンボルは、永遠の輪廻を象徴しています。
トートタロットには他にも錬金術と関連するカードがたくさんありますので、
それぞれの絵柄に注目してしてみてくださいね。
