戦争だ、戦争だ、とやたらと戦争に怯え、ていたらくな自分を正当化したり、被害者になりすます隠れ蓑にする者たちがいる。

恐れは、縮こまり固くなって眼を塞ぐエネルギーであり行為です。よく観もせずに憎み、毛嫌いし、戦争の臭いのすることに目をしかめ、逃げるために攻撃する。いまだに戦争が独裁者や為政者の独断で実行されると信じ切って疑わない。そんなものは、ドイツや日本を悪者にするために戦後捏造されたプロパガンダに過ぎないのに。

 

だいたい、日本人は対外の戦争(戦役)というものをどう捉えてきたのか、一言で表せば

『格上の相手にぶつかって強さを示すことで侵略を阻止するもの』

であったと総括します。

日清・日露・第一次大戦・大東亜戦争(アメリカとの太平洋戦争を含む)と相手は、アジアの帝国であった大清・巨大な領土を包括してきた露西亜帝国・世界一の技術大国独逸・それからアメリカ、イギリス、フランス、オーストラリア、オランダ、ソ連など列強を含む世界52か国連合を相手に戦ったのです。

 

――負けて泣くなら勝って泣け。1点2点はへっちゃらだい。ぐっとこらえて歯をくいしばり、そろそろこちらの出番だぜーー

 

これは、ちばてつや原作の『国松様のお通りだい』のエンディング曲ですが、これを作詞した年代の人たちが過ごしてきた、三国干渉後の露西亜の裏切りに対する臥薪嘗胆と富国強兵、宣戦布告をして勝利した時代の機運ではなかったかと思います。何倍もの国力の差のあった相手に肉体で心意気を示し、西欧に始まった侵略・植民地主義を乗り切っていったのです。

安定した平和の続いた戦後の気分で、必死で列強に並ぶことで國を守った人々を批判してはなりません。

桂ハリマン協定を破棄した小村寿太郎の侍魂を否定して、「あれが悪かったのですね、ごめんなさい」と謝る輩がいるから悲しくなるばかりです。世界は富を横取りしようとしてきたのを知らないのでしょうか。日本だけなんです。よその土地に行ってそこを富ませてきたのは。満洲、ブラジル、ハワイ、朝鮮、台湾・・・。日本人の開拓民の行った先はどこも食べ物が増え、工業も発達したのです。

日清戦争で割譲された遼東半島を奪った露西亜。日露戦争で疲弊した両国の隙をついて満州鉄道を奪おうとしたアメリカ。ポツダム宣言受託後に武装解除してから満洲になだれ込んで来たソ連軍。朝鮮半島の下半分を乗っ取ったアメリカ。国共内戦後に略奪した中華民国。沖縄戦に勝利してそのまま居座ったアメリカ。そして最も忘れてはならないのが、同武装解除後に北方領土を略奪したソ連。

日本が富ませた地域や国を各国が奪い取ってきたのが、歴史なのです。――それを、日本が東南アジアを侵略した・・・? 無知のお人好しが陳腐なプロパガンダにひっかかる。

 

「ない物は外から奪って補填すればいい」と考えるのが、支那や欧米や露西亜の帝国化なのです。日本の統治や全国統一とは思想が違うのです。複数の国をまたぐのが帝国ですが、日本の場合は各々の國の王や長は残した上で『やまとのこころ』によって調和を取ってきたのです。やまとに大和の字が当ててあるのはそういうことなのです。

 

桂ハリマン協定の破棄によって日本はアメリカによって“オレンジ”色に即ち敵国に塗られたらしいですが、そんなのはあちらの都合にすぎません。仲睦まじく恋人とふたりで歩いているところにギャングが現れて「おい、金をよこせ」と脅され、拒否したらボコボコにされ、ツバとションベンをかけられ、おまけに連れは強姦されハラまされたので、「あの時、素直にお金を払っていればよかったです。ごめんなさい」と傷だらけで腫れた瞼で謝るのと同じなのです。素直に金を払うくらいなのだから、相手は舐め切って何をしたかわかったもんじゃない。どうも、戦後は知ったか通の謝罪主義の軟弱者が幅を利かせてきたから始末に負えないところがあります。なんでも金を払って済ませ、誇りもへったくれもない。そんな生き方なら、即刻やめちまえ、と私は言いましょう。

 

支那の動乱の泥沼に引きずり込まれていった10年以上の混乱を『日中戦争』とするのか『支那事変』とするのか、このごろでは保守派と自称する人たちまで“日中戦争”と言い始めた。それは現在のアジア情勢に対する政治的意図もありましょうが、あれは、『北東アジアの安定』と銘打った、日本の防衛のために防衛ラインを中華民国やモンゴルの外にひきたいところ、権力争いをしていた支那の軍閥同士の争いを鎮めようとしていたのであって、確かに直接戦っていた相手は支那の軍閥や匪賊でありますが、支那地域を取りたい欧米やソ連の工作や後ろ盾があっての長期化であったのです。

もしあれが“日中戦争”であったのなら、500勝1敗ほどで日本の圧勝なのであって、支那の軍閥は国民党軍も共産党軍も完敗しているのです。それが、戦勝国に名を連ねているのは、戦後むしり合おうとした米ソの思惑あってのことでしょう。大東亜戦争において、唯一苦杯をなめたのは、黒人とフィリピン人を肉の盾にした上に物量で制圧しえたアメリカに対してだけであって、イギリスもフランスもオランダもソ連もオーストラリアも、すべて日本に敗北しているのであります。そこで情けないことに、91年のソ連邦崩壊後アメリカに取り込まれた中華人民共和国という匪賊国家は、国家の矛盾を外に逸らすためにか被害をネタに日本をゆすっているのです。負けて威張る。しかもありもしなかった被害を押し付けて。

 

ともかく、日本人が戦争と聞いて思うのは、格上の相手との果し合いであって、それも他者の命を取るとなれば己の命も差し出す覚悟のもとに行われてきたのでありまして、格下の相手では単なる“いじめ”になってしまうのでやったことがないのです。したがって、仮にこれから韓国や北朝鮮が戦いを吹っかけて来たとしても、『戦争』ではなく『暴動の鎮圧』でしかないのです。互角以上の戦争などありようがありません。もちろん、何も手を打たなければ、北朝鮮を引き込んだ韓国に核ミサイルを撃たれて全滅という事態はありえるでしょう。それは忌々しい日本を滅ぼしたい中共国の意思でもありましょう。

ただ、国際情勢は読めないところがあって、一見日本を敵視しているように思われる北朝鮮が支那に侵攻することもありえます。朝鮮人の〝恨〟(ハン)の根源は、日帝36年よりも千年属国だった支那政権の事大に対するものでありますから、いつ反旗を翻すかも知れないのです。

また、朝鮮の上半分すなわち現在北朝鮮と呼ばれる地域は、日本を守るべく第二日本を画策し旧日本軍の残党勢力がある意味、共産主義を盾にアメリカ支配から逃れた所ですから、いざとなった時、日本を利するように動く可能性すら否定できないのです。そしてまたそれが彼らの生き延びる最善手かもしれないのです。しかもキム一族には天皇筋の血が入っています