前回、③だけは先に紹介していましたが、最初に分かったのは、①でした。知人から宇宙文字の書かれた画像を頂いたとき、正直わたしは困ったな、と思いました。まるっきり分からないのです。もしこれを送ってよこした人が美人で可愛らしく、素敵で陽気で愉快で、微細なジョークのわかる人でなかったなら、ほったらかしにしていたかもしれません、というかしていたでしょうね。
あれこれ試行錯誤した様はまた講釈として書き連ねますが、ともかく宇宙文字なる、妙な物を手にしたわたしは、困ったと同時におもしろそうやんけ、とも思ったのでした。実のところ、見た瞬間、実はパッとフラッシュしていたことにあとあと気がついたのですが、その時はその自覚がありません。だいたいこういうことが書いてあるということがぼわっと雲みたいなつかみどころのない塊として、どこか右手の下あたりにあるように感じていたのです。けれども、どちらにしろその段階では詳細は分かりません。しかも不慣れで不案内だからでしょう、そのぼわっとした想念の雲さえもおぼろげでよくつかめずじまいでした。仕方がないので、わたしは持っている知識と知恵を総動員して挑みます。
そうしてその挙げ句の果てには、
「これにはなんと書いてありますか?」
とまるで他人事みたいに、いっさいを宇宙に丸投げするかのように質問してから、気を落ち着け、宇宙文字の波形を初めから終わりまで眼球を動かして丁寧になぞりました。そしてそのまま布団に入り、眠ったのです。明日目が覚めるのが楽しみ、と思いながら、スヤスヤと。だって果報は寝て待てと言うじゃありませんか。分からない時には眠るのが一番。
