幸せも豊かさも、ここにある。
あるあるあるあるある。ある。
快楽も好運も。
けれど、それに気づかずどこかを探し求めていた。
実は微細な素粒子が満ちていて、それを感じ取る感覚の問題だったのだ。
幸せも豊かさも快楽も好運も、わたしの感覚が精妙になればなるだけ感じ取られる。
ちいさなちいさなそれらを、細かな細かなそれらを、微塵のような刹那のようなそれらを、
わたしが感じとればとるだけ、宇宙がそれらで充満していることがわかる。
不幸も貧しさも不快も不運も。豊かに満ち満ちているのだ。
なんて幸せで豊かで気持ちが好く、ついているのか。
そこにはもう、愛と感謝しか覚えることができないくらい、ありあまるほどの豊穣さが広がっている。
どこかにあるなにか、ではなく、感じ取るちから。
感じ取る繊細さ。
精妙さ。
神妙さ。
どこか遠くにある理想郷ではなく、いまここの豊穣。
ここまで、わたしの奥深くにまでとっぷりと満たしている微粒子たち。
ただただ、
それを観じとってやればよかっただけのことだった。
