通常は恋が終わって愛が始まると思われている。
歌謡曲でもエッセイでもちょっと気の利いたフレーズにはそんなことが書かれている。
けれども、恋が終わって、さらにおもしろい恋が始まるということもあるのだ。
相手を受け入れ理解して行くプロセスは当然として、もっと恋い焦がれ熱して行くのだ。
恋が終わって、冷めた所から冷静な愛が始まるなぞというのは、私には誰か退屈な輩の垂れ流した嘘っぱちに思える。
ひとびとよ、もっともっと熱して行け。情熱は生命だ。もっともっと熱い恋に変化して行け。


最初の恋なんぞ、そんなもんはビールの泡だ。口の周りについたしけた気泡をねぶって満足するな。もっともっと熱くなれ。命を燃やせ。それでなくて何が人生か。したり顔の冷めた素振りの大人ぶった者が人生を満喫したためしがない。なにもわかるな。

同じやつを何度も恋せ。

どうせ、好きなやつなんてそう何人もでてきやしない。

次の恋、その次ぎの恋、そのまた次の恋。

どんどん恋して行け。

どんどん熱くなって行け。

恋ができなくなるくらいなら、人生をわかるな。