真の強さは、

光と闇の両方を認めた時だ。

闇を光で包括した時だ。

光だけ、というのは弱い。

闇だけが弱いのと同じで。


光を否定するな。

闇を否定するな。

どちらも存在している。

互いに互いが存在を存在足らしめている。


いま、俺の胸にある、この得体の知れない球体は、

光と闇。

愛と不安。

どちらも入り交じったものだ。


こいつの正体を本日しった。

そしたら強さが戻ってきた。

これは、悪魔の力を借りて強くなった気になっているのとちがう。

これは、天使の力を借りて強くなった気になっているのともちがう。


両方ありだ、

なんでもありだと認めることほど強いことはない。

おまえが認めようが認めまいが、なんでもある。

なんでもあるのだ。

なんでも。


それがどうした。

だからなんだ?

俺をとがめるやつに言ってやろう。

俺を低く見積もる輩に言ってやろう。

だから、なんだ?

それがどうした。


好きに思っていろ。

俺は俺だ。

おまえがなにを言おうとも、俺には、そのふたことしか言うことがない。

俺は、俺の学ぶことを学ぶだけだし、おまえはおまえの学ぶことを学ぶだけだろう。

どうして起きてはいけないことがある。

その起きていることは、おまえの頭の中で妄想していることかもしれないんだぜ。

おまえの心が創り出した幻影かもしれないんだ。


俺は、高貴ぶるつもりもない。

俺は、高潔ぶるつもりはない。

愛しか認めないとか、光しか認めないとかいうのは、

低い在り方に押しとどまっているんじゃないのか?

俺には、全部ある。ぜんぶあるんだよ。