越智啓子さんの講演会に行った時のことです。(11月10日)

話が一通り終わって、公開カウンセリングがありました。

どうしたわけだか、壇上にあがった女性の上着についていた紐に越智さんの指輪が絡まり、取れなくなりました。スタッフを含めてどうにか外そうと必死にトライしたのですが、うまく行きません。

ヒーリングを進めながら、しばらくして越智さんが「なにかの縁でしょう。これは、あなたにあげる」と言ったとたん、指輪はポロリと外れたのです。心から、(所有を)手放した瞬間、戻ってきたのでしょう。

けれども、越智さんは結局、これは過去世であなたになにか良くしてもらった時のお礼にすると言われて、指輪をその女性にプレゼントしました。


必要ない、というのは最も強い宣言のひとつかもしれません。

そう宣言したとたん、必要なことは、いま、すべてもっていることに気がつくのでしょう。

必要ないとは、依存していないということかもしれません。

その状態は、互いに恩恵を与え合っていることを自覚する時でもあるのでしょう。

知恵こそが豊かさを生み出す源泉なのだと思います。胸躍るアイディアこそ、内にも外にも富を創り出す最初のコンセプトなのでしょう。

なにも要らない。私には、すべてを新しく生み出していく知恵がある。


足りないものはない、そう観えた時、自分がいかに豊かだったか、どんなに自然や他人から愛されていたか、まざまざと知ったあの日のことを思い出した出来事でした。