やれると思ってるから、やってんだろう。

根拠だあ?

そうだと信じている、僕が。

それで充分だ。

君は都合の良い結果だけを選り好みしているね、こわいから。

だから自分の人生にまで科学をもちこむんだ。

科学なんだよ、本当は。でも君の知っている科学よりも遥かに高度なね。

自分自身に居座り続けるっていう科学なんだ。

わかるかい?

自分が事を成す客観的事実なんか、ないんだよ。

自分の人生は、自分で証明するんだ。

過去のデータも他人のデータも君には通用しない。

どれだけ本当の自分自身でいられたか。

この問題にこそ、高度な生命科学があるんだよ。

誰に知られなくても構わない、

そう、腹をくくるんだ。


はじめの一歩目は、

頭ごなしに信じることでしか

踏み出せない。

とりあえず、そう言っておこう。

でも、信じることはない。


遠い、果てしなく遠い道のりを歩く。

そんな気がするかもしれない。

でも一歩踏み出したからには、次の一歩を踏み出すんだ。

一歩、また一歩。

どうせいつかは辿らなければならぬ道だ。

今にするか、千年後に先延ばすか。

どっちでもいい。

でも自分の信じる道だ、

愛の道なら後悔ないだろう?

愛の道程を進み、愛に至る。

素敵なことじゃないか。

心配も楽しみとして経験しろ。


方向を間違えなければ、

だんだん光が強くなる。

だんだん見透せるようになってくる。

その内、駆け足になって、

全力疾走できるようになるから。

そしたら、

初めから愛の上で足踏みしていたことが分かるよ。

笑えるだろう?