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ボクはつぎつぎに、ひとにしんせつにした。

「ありがとう」

言われるたびに、ボクはもうぼぉーっとなるほどうれしかった。くるくる、バレリーナみたいにおどった。

そしてそのあと、おひさまからボクがとんできて、にっこり笑ってきえた。


きっと、

きっとだよ、

ボクのだしたイイきぶんが、どこかにすいこまれて、おひさまのひかりといっしょにもどってくるんだ。

おひさまのひかりって、世かいじゅうのひとたちが出したイイきぶんだったんだ。



きょうもボクはアイちゃんと手をつないでようちえんにいく。

おひさまを見あげて、みんなに言うんだ。ありがとうって。

                                       おわり