https://www.haigan-tomoni.jp/haigan_kenshin/project_a/

先日、肺がん早期発見・患者さんとの関わりについて話をさせていただいた「青木さやかさんとの対談」の動画です。青木さんの「肺がん早期発見の啓蒙活動」が少しずつ実を結びつつあり、陰ながら応援しております。
いつでも見ることが出来ますので、お時間のある時にご覧いただけると幸いです。



伝えたい、肺がんのこと ~河村隆一×青木さやか×専門医
https://www.bs-asahi.co.jp/tsutaetai/
BS朝日
2023年11月25日(土)午後2時~午後2時30分
11月は世界的な肺がん啓発月間です。
今回、東大病院で主治医として手術をさせていただいた青木さやかさんからお声がけいただき、肺がん早期発見・患者さんとの関わりについて話をさせていただきました。青木さんは現在も当院に通院されていますが、お仕事の傍ら、肺がん早期発見の啓蒙活動をされています。
メインでお話される専門医は河村隆一さんの主治医: 鈴木健司先生(順天堂)です。鈴木先生には国立がん研究センター中央病院の勤務時代にに手術に磨きをかけていただいた、私の師匠です。
青木さんには以前より「肺がんの啓蒙活動してみてはいかがですか」とお話をさせていただいておりました。このような形で少しずつ実を結びつつあり嬉しく思い、陰ながら応援しております。今回のお話の続編は11月24日からネット配信(別内容)される予定です。詳細の情報発信できるようになりましたら、告知いたします。お時間のある方はご覧いただけると幸いです。

麻疹(はしか)の感染例が国内で報告されており、今後、感染増加することが懸念されます。

麻疹は急性の全身感染症で、ウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染です。その感染力は非常に強く、免疫を持っていない人が感染すると100%発症します。

【症状】感染してから約 10-12 日間の潜伏期間の後、発熱、咳、咽頭痛、鼻水、眼球結膜の充血、目やになどの症状が現れます。2~3日発熱が続いた後、一旦下がるかの様に見えた発熱が一気に39℃以上の高熱となり、発疹が出現します。また、肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。感染力は症状(発熱、カタル症状)出現の前日から解熱後3日を経過するまで続き、極めて強い感染力を示します。

【予防対策】 麻疹ワクチン接種が最も有効です。麻疹は感染力が強く、手洗い、マスクのみで予防できません。

【ワクチン接種検討した方がよい方】

①    ワクチンを2回接種したことがない方、②これまで麻疹に罹患したことがない方

に感染するリスクがあります。MRワクチン接種をお勧めします。

麻疹患者さんに接触した場合、72時間以内に麻疹ワクチンの接種をすることで、発症を予防できる可能性があります。

【日本国内のワクチン接種の状況】

~1972年9月30日生           接種なし

1972年10月1日-1990年4月1日生 1回接種のみ

1990年4月2日-2000年4月1日生 1回接種のみ(特例措置対象者)

2000年4月2日生~ 2回接種

【ワクチン接種不適当者】

妊婦および妊娠の可能性のある方(接種後2か月間は妊娠を避ける)、免疫抑制状態にある方など。麻疹抗体検査を行います。

【受診方法】

麻疹を疑い、発疹、発熱などの症状がある場合は、直接来院せず、「麻疹の疑いがあること」を電話でご連絡いただき、受診の要否や注意点を確認してから、その指示に従ってください。

 

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