安倍首相は自民党総裁の連続4選を目指す可能性を問われ、「ルールを変えることは考えていない」と否定的な考えを示したそうです。なお来年9月までの任期を「務め上げるのは当然だ」としており、そこまでは首相として重責を果たす考えのようです。
昨年11月に首相の在任期間の最長記録を更新していますので、安倍首相以前の歴代最長記録である佐藤栄作氏の2774日をざっと22ヶ月更新することになります。
日本で初めてアメリカ大統領の2期よりも長い期間行政の長を務めることになり、しかも最近は新型コロナウイルスの対応のため140日を超える連続勤務をしているため、心身ともに疲れ果てていることでしょう。
今年の通常国会も閉会となり悲願だった憲法改正はかなり難しそうですが、日本人が問題があると分かっていながら目を逸らし続けてきた諸問題の解決に次々取り組んだ、稀有な内閣だったと私は思います。