次男の進学に関して、日々葛藤の私。
詳しく自分の気持ちを書こうと思いつつ心身的に落ちてたのもあって書く元気もなかった数ヶ月。
今も、さほどテンションあげれるほど元気ではないんですけど、日々それなりに動けております。
次男の進学について、5月6月にあった発達検査を元に専門家含めた先生達との会議。そこには2年生で初めてこの学校で過ごし始めたころからずっと同じ位置で次男を担当してくれてるサポートのデニースも。とにかく親の私たちと同じレベルで次男を理解し、次男も信頼しきっている彼女。
発達検査の結果としては。
あくまでも数字ではあるのだけれど。
7歳のとき日本で。
8歳のときここメルボルンで。
そして先日12歳で。
数値は、ほぼ変わらず。
その結果をベースに、進学先でも政府からの補助のもとサポートをつけるための査定に出す資料を、前述の専門家、副校長、デニース、私とダダ。でミーティングがあったのですが。(これは6月にあった話)
この会議では数値だけでなくたくさんの項目がいろんなシチュエーションに設定されこういう場合次男は1人で対処できるか、少しの誘導でできるか、全面的にサポートが必要か。。などなど。
そして話は本題に。
私が聞きたかったこと。
このレベルの次男が普通の子達がいく普通の学校でサポートつけてなんとかやっていけないかどうか。
実はこの会議の1ヶ月くらい前かな。
6年生全員がうけた進路意向調査。
きっとクラスメイトの会話を聞いてたんだろうな。基本外巻きに、ニコニコハッピーにおひとり様で過ごしておりますので、会話に加わることはほとんどないっぽい。イジワルされてるわけでは決してないし、時折話かけられたら答えるだけ。自分からというのはほぼないかな。それでも学校は大好きだしクラスメイトも大好きなんですけどね。。
「僕も OO中学行くから!」
今在籍する小学校は公立で、ほとんど7割くらいが同じ公立中学に行くわけで。。
お友達がいるわけではないけれど、4年半お世話になってる小さな小学校で、気にかけてくれる同級生の存在。見送って来た卒業生もほとんどその中学に行ってはいる。
次男にとっては、知ってる顔が見える安心できる場所にはなるはず。。
次男の行きたい!気持ちをもちろん尊重してはあげたい。行きたいからこそ頑張れるかも!という可能性も。
サポートつけてなんとか。。。。
ここ会議での専門家、副校長、デニースでさえも。。。
明言はしないんです。
でも。。。難しい顔で、かなり厳しいだろうと。
次男は幼いままゆっくり成長するだろうけど、同級生は一気にティーネイジャー。低学年のころから6年生になってすでにギャップを感じてる同級生との関係も更にギャップがひらく。
やっぱりそうだよね。
私もダダもわかってた。
学校見学行ったとき、次男がひとりでサポートされてたとしてもこなしていけてる姿が想像できない普通校。泣きながら理解できない勉強する姿。少しづつ自分ができない子なんだということに気づいて自身喪失。。そんな姿が容易に想像できた。
反対に、ここだったら安心して送り出せる!と感じた軽度の知的障害を持つ子達のいわゆる特別支援学校。小規模で、全ての先生がこういう子達の教育のベテラン。
お勉強もきっと未来の独り立ちにつながる内容。義務教育を終えた後のサポートシステムや職業訓練もきっと普通校よりレベル高いはず。
やっぱり次男には、特別支援学校よね。。。と頭ではわかってるんです。すごくそうすべきだってわかってるんです。
普通校の底辺で自信喪失でもがくより、得意分野を伸ばしてもらって自信持って生きていけるためにも特別支援学校。。。
でも。。。。次男の行きたいという希望に、なんとか底辺でもいいから普通の枠組みにいて欲しいと思う私の心がついていかず。。かなり凹みました。
凹みながらも、やっぱり特別支援学校の方向で。。。とダダと決めて、それならなんとか次男が行きたいと思えるように仕向けないと〜〜から現在に至っておりまして。
いまだに、そのよくわからない特別支援学校行かない!僕はOO中学に行くからと意志をまげない次男と喋ってると。。
は〜〜どうすればハッピーな気持ちでこっちの学校で選んでくれるんだ〜〜と逃げたくなります。
かなり、前置きが長くなりましたが。
今朝の次男の学校での様子を見て、やっぱり、絶対、特別支援学校でいいんだ!!
推し進めよう〜〜と迷いが確信になりそうになった出来事。。。
誰がするって決まってるわけでもなく(日本だと当番で順番に決まってそうだけど。。。)集会のある朝に校庭にいると旗を配り始める同級生。そこにいち早く行って旗をもらえると旗持ちできるわけで。
それが週に一度のお楽しみの次男。
出遅れると旗持ちできないので毎週金曜日は、準備も早々に学校へ。
それがまた。
今日は、いつもとちょっと違うシチュエーション。
1。いつも配ってる子じゃない子が配ってる。
2。屋根のある場所でたむろって遊んでるど真ん中で配ってる。(その屋根の下には入れない次男)
欲しいけど行けない。遠巻きに近寄ってみるけど屋根の下には入れない。
屋根の下でざわざわ遊んでる子達はほとんど同級生で2年生の頃からの顔見知りばかりなのに。。。なぜか入れない。
ここで気づいて、やる?って声かけてくれる子もなく。。
旗はどんどん減って最後の一本に。
出来るだけ自分で頑張れ〜〜と背中を押すけど、やっぱり近づけないでいる次男。
欲しいけど。。。あと1本しかないから行っといで〜〜と声かけても後ずさる。。
これで旗持ちできなかったら一日中しょんぼり過ごすんだろうな。。と思うと私も切ない。。。
結局私が声をかけ無事に最後の一本いただいて旗持ちできたけど。
同級生がほとんどみんな行くから行きたいという公立中学。
和気あいあいとコミュニケーションとれるわけでもないし4年半同じ空間にいてもおひとり様。何度も言いますけどイジワルされてるわけではもちろんなくて、次男自信が乗り越えられない線があるんだと思います。そのレベルの関係の同級生が行くから行ったとしても、きっと今と変わらずおひとり様。
少人数で、コミュニケーション苦手な子たちをも背中を押してくれたり手伝ってくれたり配慮もしてくれるであろう学校の方がきっとストレスなくハッピーに過ごせるはず。
歳を重ねたところできっと発達検査の数値は同じだから、コミュニケーション能力が飛躍的に成長するとは考えにくい。無理してストレスためたり悲しい気持ちになったりすることは極力避けて次男の能力に応じた努力で、ハッピーに過ごせる場所を与えてやるのも親の役目かなあとも思う。
長男の時は、多少レールを敷きつつも自分で決めたハイスクール。なんの迷いもなかった。
次男には。。。彼の発達に応じたレールをしっかり敷いてやることが、与えられた責任。
来月早々にある学期毎の次男のミーティング。特別支援学校の先生も参加して情報を共有することになりそう。。
きっとその日が、次男とその先生の出会う日になるのかな。いい出会いになりますように!
もう迷わない!!!
(たぶん。。。。。)
頑張る!!