このタイトルで、なんのこっちゃ??ってみんな思ってるわよね。。。。

GP    general practice 

いわゆる一般診療という意味なんですが。
ここオーストラリアで具合が悪くなって医者に診てもらいたいとき。
まずはこのGPとやらに行きます。



日本のように子供だから小児科とか、お腹痛いから内科、耳が痛いから耳鼻科という選択肢はなく、とりあえずまずはGPへ。



そこで何でも屋の医者に診てもらい、必要であれば専門機関の小児科だったり耳鼻科だったりに紹介状書いてもらうというシステム。



まだまだオーストラリア生活初心者の私にとって、またまた医療者の端くれとしましては、この何でも屋的な診察に安心できないとこがあるのが本音。。。




先週月曜日に膀胱炎になった私
人生41年の間に片手の指くらいの回数はなったことあるので初期症状ですぐわかります。
抗生物質飲んだらすぐ治るであろうこの病気。速攻受診をして抗生物質もらいました。



疑うことなく抗生物質服薬し数日で症状も収まり10日たった今ではすっかり症状も消え普段どおりに過ごせていたわけなんですが。



昨日義実家へ向かう道中。
いつもかかってるGPから電話。
担当医師が受診してくれと。
それもurgent だと。
Urgent は至急にとか早急に。。という意味です。



なんだろ???
先週の薬飲みきったあとの回復状況見たいのかしら?
早急にとは??



ちょっとドキドキしながら予約とって受診に行ってみた。



Dr  調子どうですか??

すっかり症状も消えたし元気ですよ!

と答える私。。。。



首をかしげながらパソコンの画面を見せるDR。



先週の尿検査の詳しい検査結果がでたのだけれど、処方した抗生物質が合ってなかった。。。と。



もちろん先週の受診の時には簡易的な尿検査で炎症反応と潜血があったので一般的に膀胱炎に効く抗生物質を処方したみたいだけれど。



でも私的には薬のんで日毎に症状も治まっていまではすっかり平気な気分だったし。全く合ってないことはなかったと思うのだけどねー。
プラセボ効果かしら?

(プラシーボ(プラセボ)効果とは、偽効果とも呼び、本来は効として効く成分のない(偽)を投与したにもかかわらず、病気が快方に向かったり治癒すること。思い込みのが状態を変化させることなどを意味する。)


快方してるなら良かったけれど念のため尿検査しましょーと。
先週よりはいいけどビミョーに炎症反応が残ってるらしく。。。。



今度こそ合うであろう薬を処方してくれました。



この一件で思ったこと。
ま。
当たり前のことだろうけど、ちゃんと検査結果を判断して私に再受診、再検査ができた。ちゃんと医師として仕事できるじゃん。。。と。
ちゃんと診れるの??ま抗生物質さえくれればいいや程度で受診したけど。
このGPの医者は信じてもいいかなとちょっと感じた出来事でございました。



2年前。
メルボルンに到着して一ヶ月くらいの頃。
きっと精神的ストレスで免疫力低下してたであろう時期にも膀胱炎になった。
あの時は、ダダと受診に行くのが当たり前だったけれどーーー



最近はドキドキはするけど、ひとりでこなせるようになったわ。
ちょっと嬉しい私の成長。



ダダのいない母子家庭も始まることだし自信もっていかなきゃね!!