(2014年5月5日の旅行記の続きです)


九州新幹線で博多に着き、ラーメンを食べ、時刻は既に午後9時を回っています。が、今日が有効最終日の「HAPPY BIRTHDAY♪ KYUSYU PASS」をぎりぎりまで使うべく、また在来線ホームへ。


次に乗ったのはこちらの列車。


福北ゆたか線の特急「かいおう」です。直方出身の元大関魁皇に由来する名です。

この列車、夜の博多→直方と朝の直方→博多しか運行されていません。通勤通学など地元の方対象の特急で、旅行者には縁遠い存在。僕も今回が初の乗車です。


車両はこの783系。1988年から活躍する、JR九州が初めて製造した特急用電車です。もちろん内外装ともリニューアルされています。


この車両の特徴は、各車両とも乗車口が中央にあり、客室が1両で2室に分かれていることです。室ごとに自由席/指定席と分けたり、昔は禁煙室/喫煙室で分けたりして、短い編成でも細かいニーズに対応できるようになっています。

グリーン車は最後部車両に半室ありますが、先頭でない上に距離も大してないので、先頭車の運転席すぐ後ろの自由席へ。余談ですが「かいおう」はグリーン車以外すべて自由席です。


783系の運転室後ろは大きな窓です。嬉しいことに右側はカーテンが開いていたので、2列目に座って夜の前面展望を堪能しました。

博多出発時はそこそこ乗客がいましたが、飯塚と新飯塚で大半が下車し、直方到着時はがら空きでした。


おかげで撮れた車内の様子。運転席直後のこの客室に限り、ハイデッカー構造で座席は通路から1段高くなっています。


直方では折尾行き普通列車にすぐ接続。


817系の2両編成でした。車内は転換クロスシートですが、これまた他社では見られない造りになっています。

木の板に背摺りクッションと枕部を付けた恰好です。手前両脇にある木の板は折り畳み式の補助いすです。


座席のクッション部は黒の革張りですそれと超特大の1枚窓。どこまでも特徴的なJR九州らしい車両ですね。

この列車は人の流れと反対方向に走る列車なので、終始がら空きで折尾に到着。


折尾からは博多行き「にちりんシーガイア」に乗車。時は既に22:48。


車両はこちらの787系。実は昼間に大分→宮崎間でDXグリーン車に乗った「にちりん」と同じ車両です。それが終点宮崎空港に到着して、折返し「にちりんシーガイア」となってここまで来たというわけです。

今度は普通車自由席の3号車に乗車。この車両は特徴があって…まず天井が独特です。


元々この部分にはデビュー当初、ビュッフェがありました。博多~西鹿児島間約4時間を要していた特急「つばめ」で営業し人気がありましたが、2004年の九州新幹線部分開業とともに営業終了し、普通車に改造されたものです。


現在の座席。よく見ると「TSUBAME」のロゴマーク入りです。

また、同じ車両に4人掛けのボックスシート(セミコンパートメント)もあります。

指定席の時は3人以上で利用の場合に発売しますが、この列車では自由席となっていました。グリーン個室より手軽に利用できてグループ客には良いですね。どの席にも先客がいたので、この画像は博多到着直後に撮ったものです。


3本の列車で北九州を一周して、また博多に戻ってきました。時に23:23。朝6時過ぎから17時間以上に及んだこの日の旅が、ようやく終わりました。

博多駅近くのビジネスホテルに宿を取っていたので、駅の外へ。


博多駅前も、この時間となると人通りも少なくなっていました。


ちなみに、フリーきっぷはこの日一日分だけで元値の倍以上に相当する分を乗車。3日間トータルでは4倍近く乗った計算でした。これだけ使えば大満足です(笑)