今更だけどDVDで観ました!
セブンのデヴィッド・フィンチャー監督『ソーシャルネットワーク』
前から観たかったし、最近フェイスブックを始めたのもあり、どうやってフェイスブックが出来ていったのか
わずか8年で世界最大のSNSを作り上げ、世界最年少の億万長者になった
マークザッカーバーグという人物に興味が湧いていたのもあります
IT専門用語が飛び交い、かなり早口で展開していくと聞いていたので
字幕を追えず、内容についていけない可能性があるため吹き替え版を選びました
ハーバード大学に通う、主人公のマーク・ザッカーバーグ。
冒頭の彼女とのデート中の会話から、相当頭はいい・・・けれど
『なんて空気の読めないヤツなんだ』って
観ている誰もに思わせるw上手い演出だなーと思いました
そこからはマークを始めとする友人らによるフェイスブック立ち上げまでを追う展開。
予想通り専門用語が飛び交う会話劇になるのですが、会話の内容はなんとなくしか理解できないものの
会話の流れや展開に緊迫感やスピード感があり、全く飽きさせません
私が会話劇が好きなのもあるんだろうけど・・・
それからは、フェイスブックがどんどん巨大なSNSへと化していき、大きなビジネスに発展していくわけですが
プライドやお金をめぐっての醜い争いや裏切り、まぁ人間関係のゴタゴタやドロドロから裁判沙汰になったり。
見ていて気分がよくなる映画では決してないです 笑
よくある、成功者のサクセスストーリーではない
まず主人公が嫌な奴に描かれているし・・・実際のマークはどうだかわからないけどね
でも私は共感まではできなかったけれど、マークの人柄をそこまで嫌いにはなれなかった
ものすごく不器用ではあるけど、そんな彼の願いは億万長者になることではなく
ただ1つ・・・だったのかも。と
そう思わせる切ないラストシーンで、少し救われるというかほっとするというか・・・
ナインインチネイルズのトレント・レズナーが音楽担当で、それがすごくマッチしているのも良かった
私は好きなタイプの映画で面白いって感じましたが、やっぱり人を選ぶタイプの映画かもしれません