![ぴんくぺんぎん](https://emoji.ameba.jp/img/user/ma/ma-taro26/900546.gif)
ぴいが水の入ったコップを持って、「カンパーイ
![ラブラブ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
ノートパソコンのキーボードが水浸し…
ということで、旦那が仕事場から記事を書いてます
今回の家ラーのテーマは、「生かえし」
かえしとは、本来は多分、日本蕎麦の醤油ダレを言うのですが、
日本蕎麦のかえしには、「本かえし」と「生かえし」があります
醤油を加熱するのが本かえし、非加熱なのが生かえしです
ラーメンの場合、醤油ダレはまず加熱しており、
生かえしのラーメンは聞いたことがありません
そこで、自分で作ってみよう、というのが今回の目的
まずは、スープを炊きます
材料は、鶏ガラ2,もみじ1,豚皮1
これらを軽くアク取りして、強火で炊きます
この素材でしたら、4~5時間で立派なスープが完成します
鶏ベースのスープにかえしを入れるだけでは物足りないので、
ここで魚介を入れることにしますが、方法はいくつかあります
以前店で出した「鶏と魚のラーメン」は、
このスープに節を投入し火を止め寝かせます
(あのときとは、スープの材料はちょっと違いますが…)
もう一つの方法として、節と昆布で魚介スープをとって、ダブルスープ
しかし今回は、魚介の味をかえしに封じ込めます
生醤油と酒を混ぜ、その中に生のアジとブリのアラを入れ、冷蔵庫に半日寝かせます
翌日、漬かった魚を取りだし、生かえし完成
一口舐めてみると、うん、旨い
このアイデアは、もう10年くらい前、大分は佐賀関の漁師さんから、
生のアジやサバを漬けた「かえし」から蕎麦を作ると美味しい、
という話を聞いたことがあり、それを応用してみました
鶏ベースのスープと、鶏皮で作った鶏油と、
生魚で作った生かえしを合わせたラーメンが、これです
![子育て 時々 ラーメン-Image144.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20100522/10/thomascat0816jerrymouse/b4/24/j/t02200293_0240032010553092787.jpg?caw=800)
スープを一口すすってみると、おぉ
![!!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
この重さは中島町の横須賀屋を思わせます
重いスープの後から、生魚のかえしの味が…
うん、非常に個性的
使用した醤油が福岡の甘口のものだったのですが、
これは失敗、甘さが強すぎました
関東や広島の醤油を使った方が良かったです
しかし、総合評価すれば、生魚のかえし、決して悪くありません
使用する魚をサバに代えて濃厚豚骨に合わせれば、
面白いに違いないと思います
もう一点問題が、このかえしだと加熱が必要な昆布が使えないこと
今回はやむを得ず、昆布成分99%の白い魔法の粉
![味の素](https://emoji.ameba.jp/img/user/no/nokku-1978-8/1281037.gif)
しかし、ほんの少ししか入れてないのに、
食後2時間経っても、舌がピリピリしております
昆布を使えるようにする方法は、考えなければなりません
今回使用した麺はマルバヤシ製ですが、安い麺なのでこれはダメでした
広島の麺の中では、マルバヤシは結構好きなのですが、旨い麺は高いんです
やはりケチらずに高い麺を使いたいところです
食べ終わり図
![子育て 時々 ラーメン-Image145.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20100522/10/thomascat0816jerrymouse/cb/54/j/t02200293_0240032010553092871.jpg?caw=800)
(レンゲは一風堂)
最初と色が変わるのは、鶏油の浮き加減です
このスープの重さ、少しは伝わりますでしょうか?
しかし、今回の試作も相当個性的なラーメンだったのですが、
どうも、私には普通なラーメンは作れないような気がしています…
試作ラーメンを作ってみても、自分で食べるだけでは、なんとも欲求不満
機会があれば、日曜限定とかで、どこかのお店の厨房を借りて出してみたい、
という気持ちもあります
こんな私の試作ラーメン、食べてみたい奇特な方はいらっしゃいますか?
もちろん、試作品ですので味の保障は一切ありません
リクエストがあれば、店で出していたあの濃厚豚骨も作ります
もし本当に30杯以上出そうなら、企画してみようかな、と思案中