C(Competition)モデル用のセミ・アップからノーマルの排気に戻してツーリングに行き、思った事がある。
それは、ノーマルの方が低回転の粘りがあって乗りやすくツーリングも断然疲れない!
もうCには戻れない…。
正直、見た目はCの方が好みだし、ノーマルが付いていた時の状態をあまり覚えていなかった(色々あって2年ほど乗れなかったし…)ので、大して気にしていなかった。
しかし、今回の事でノーマルと比べて、Cは抵抗なく吹け上がり低回転のトルクが無く乗りにくいと感じてしまった。
ノーマルのサイレンサーは低回転から力強く、Cで一速落としていた場面で横着してギアを落とさずとも走れた。
回転数を下げずに上手く走れる人は吹け上がりが良い方が良いのだろうけど、僕は運転が上手ではないので低回転でトルクがあった方が乗りやすい。
Cの排気が悪いとは思っていない。乗り方と好みの問題だと思う。
何が違うのかな?
Cのエキパイは1-3/8"(約35mm.)
セミ・アップなのでノーマルより管長は短く、サイレンサーの容量は小さい。
ノーマルのエキパイは1-1/2"(約38mm.)
クランクケース下を通るのでCより管長が長く、サイレンサーの容量は大きい。
排気量の違いがあるが、一番トルクを感じた750はと言うと、エキパイが1-3/8"(約35mm.)で同調のパイプが通っている。
純正のサイレンサーはメガホンで容量は以前の物より大きい。
管長は長く、管径は細く、サイレンサー容量は大きく。
技術的な事は分からないが、こうするとトルクを稼ぐ事が出来るのか?
うーん…Cは管長が短くなるので管径を細くすることで排気抵抗を増やしトルクを稼いでる?
それでも不十分だったのか、Cモデルでも1970 TR6Cはサイレンサーが大きくなってるな。
そんな事を考えていたが、
以前、ある方からユニット650用ノーマル形状の1-3/8"エキパイを譲り受けていたのを思い出す。
これは管径を細くすると何が起きるか試すチャンスではないか!
早速1-1/2"から1-3/8"に変更して試乗。
やはり管径を細くすると低速トルクが増えるようだ。
でも、細くし過ぎると回らなくなる予感…。
約3mm.で体感出来るほどの違い。ユニット650用で同調パイプ付きのエキパイが有れば付けて、変化を体感してみたいものだ。
そんなの存在します?
そういえば、W650やSRは純正の排気が静かで乗りやすく、最もバランスが良い物だと感じた事を思い出した。
おわり