貰ったSRは約4,000km.というウワサ。
とはいえ、20年近く放置されていたと思われるので、そのままではチョット怖い。
てなわけで状態を確認してみる。
ジェネレーター・カバーを外し、マークをTに合わせる。
コレで上死点になるそーです。
便利。
ロッカー・ボックスを開けると、いきなりカムシャフトが現れビックリする。
や、OHCですから…。
トラのユニット・ツインとBSAのユニット・シングルしか開けたことが無い、OHV原人なので違和感。
カムシャフトを抜き取り、シリンダー・ヘッドを外す。
バルブの頭は、ほぼ無傷な状態。
燃焼室は真っ黒。
ヘッドとシリンダーの間の汚れが激しかったのが気になる。
吹いてた?
バラす前に灯油を張り、漏れ確認。
吸排気ともにジワーと滲む。
こんなもんすか?
清掃&すり合わせは必要だす。
ピストンのカーボンを拭うと、STDな模様。
86.945mm.ってデカいね。
そのまま行けると良いな…。
続いて、カムチェーン・テンショナを外し、シリンダーを外す。
ダメだったら腰下割り決定なクランクシャフトとコンロッドは…
問題無いみたい。
つづく