前記事の通り、再入学となってしまった…。
作業はゆっくりと進んではいるが、気が乗らず、ブログの更新をサボっていた。
前回のオーバーホールで教えていただいた事を予想以上に覚えておらず、これはイカンと思ったので再開させようかと!
タイミング・サイド 分解
ポイント・カバーを外してポイント・ベースを外す。
排気のカムシャフトに付いているヤツはネジをブチ込み、引き抜く。
逆三角形のアウター・カバーを外すと、4つのギアが出てくる。
クランクシャフトが一番下のギアを回し、中心のギアを介して左右の吸排気のカムシャフトを動かす。
トライアンフは吸気と排気にカムシャフトが用意されたツインカム。
吸気と排気のタイミングが個別に設定可能。
手前の左にある金色の物はオイル・ポンプ。
吸気のカムギアが回転すると駆動する。
オイル・ポンプを外す。
吸気カムギアに付いているポッチが回転して、オイル・ポンプを動かす。
次にカムギアとクランクシャフトのギアを固定しているナットを外す。
カムギアのナットは逆ネジになっているので注意。
クランクシャフトのナットは正ネジ。
このまま工具を当てて回しても空回りしてしまう。
半月に切ったクランクシャフトのギアを噛ませる事でギアが固定される。
半月のギアを付け替えて、全てのナットが外れたら、特殊工具のプーリーを使ってカムのギアを引き抜く。
それぞれのギアには、回り止めのキーが付いているので紛失注意。
クランクシャフトのギアは、ギザギザなプーリーで引き抜く。
ギアボックスはカバーを外して、中身を取り出す。
そんな感じで、タイミング側はバラし終了。
見つめるピノキオ風タイミング・サイド