今日は野球全国大会に戦列復帰。

というのはキレイゴト。試合終盤から途中出場しウィニングボールの小フライを取ったりしたものの私個人は何にも面白くない一日だった。

 

こっちの若い奴らは本当にLazyで動かない。

ファールが飛んで拾いに行くのも、汚れたボールをキレイにして球審まで運ぶ仕事も、捕手が打席に出入りする時に防具を片づけてあげる手伝いから、バットの戻しまでボールボーイのような仕事が全て私の仕事。

「行け」と言わなければライトを守る選手のウォーミングアップのキャッチボールにも行きやしない。親御さんが来ているのにベンチウォーマーは可哀想だから少しでもグランドで動く姿を見せてあげれば良いのに、コーチの気が利かないのか本人も気付かないのか…。

他にも、今日は日差しがホームからセンター方向だったので、両翼の外野手に「センターが見えない時はカバーしてあげるように」と試合前に声をかけても右翼手はキョトンである。余程自信があってプライドもあるのだろうが、私に言わせれば今日の3人の外野手にまともな外野手は一人もいない。彼らには決定的な弱点があり、前と左右には動けても(それらも範囲が恐ろしく狭いのだが)後ろのボールは全く駄目である。このレベルを私は外野手とは呼ばない。私が守って手本を見せてやりたいが(勝ちたいと言う割に)若手育成で私に機会は巡ってこない。

それが明白に分かっていて、これまでもこれが原因で多くの失点を喫しているのに選手たちも一向に練習しないが、コーチも練習しようとしない。

出来ることを復習のように練習するのは単なる調整であって、本当の意味での練習ではない。彼らには「訓練」と呼ぶべきレベルの練習が必要なのだが…。

今日の試合中も、それなりに高いキャッチャーファールフライが上がったが、捕手が打球を見失った。私の思う普通なら、たとえ捕れなくても一三塁手が猛然と突っ込んでくる筈だが彼らは(投手も含めて)定位置でポカンとただただ打球を見ていた。

 

そうは言っても、これらは全て私の個人的な考えであり、所謂私の思いであるから全て独り善がりな考え事であって他者には全く意味を成さない。

彼らにとって私は単なる一時滞在の外国人であって、私は彼らの基本的な考え方や姿勢を急に刺激して上げる事はできない。

よって、私は明日の今シーズン最終戦をもってこのクラブを去るだろう。

何とか大怪我なく終わりたい。明日は早朝6時前からの移動である。道中の安全運転にも気を付けよう。

 

私の右肩は大いに復調してきている。

この国は申し訳ないがまだまだ草野球レベル。冬の間も維持と強化に務め、来シーズンもどこかでプレーしてみよう。

しかしながら、このように愚痴めいた表現ばかりになってしまうので、もう日記のようにブログを書くのも良い加減潮時なのかもしれない。

人の人生などハッピーなのはほんのちょびっとであって大半は苦しい事、迷い事である。

 

しかし、最後にもう一言だけ。

本人には言わなかったが、今日はベンチを温めるだけで試合中何もしなかった若者に言いたい。

「明日には復帰できそうな程度の足首の捻挫は故障とは言わない。」