去る土曜日のシーズン前半のリーグ戦最終戦に随分久しぶりの日本人として六番二塁で先発出場させて頂きました。

元CのTKさんは40歳でメジャーリーグデビューされましたが、私はこちらのローカルソフトボールリーグデビューとなりました。

 

私にとってはかつて大阪で左翼を中心にユーティリティとしてプレーした2007年以来、実に9年ぶりの実戦で、バッティングセンターからも4年半前の右膝前十字靭帯断裂以来遠ざかっていましたので、本当に大きなブランクです。

 

当然ながら初物ずくしで、初回無死一塁から早速初失策(苦笑)

左打者の速い打球が来たので「よし、併殺」と思ったら想像を遥かに超えるイレギュラーに、反応できませんでした。しかし、これのお陰でポジショニングを守備範囲優先から確実に手の届くゴロをアウトに出来る位置優先に変える必要があると分かりましたので後が楽になりました。(もう一度の守備機会は無事アウトにとりました。)

二回裏の初打席は高めストレートかライジングボールに空振り、真ん中ストレートをファール、低めドロップ(速い縦の変化球)に空振りと良い所なく三球で初三振。

三回裏の第二打席は一死三塁で迎えましたが、やはり打席での体感速度が140km/hを超えるストレートを最初のスイングで前に飛ばせず、ファールした事から追い込まれた後は方向転換し、ポイントを少し後ろに移して早いストレートをカットしてカウント2-2からの6球目の緩いチェンジアップを軽打。二飛でしたが、前に言った「前に飛べば半分はヒット」で二塁後方に落ちて、初安打初打点になりました(苦笑)

第三打席は五回裏に先頭で巡ってきて、初球に頭部付近にビーンボールを頂いたので「おい!」とちょっとマウンドに向かいかけましたが、この打席もやはりブランクのせいか速球を捉えきれずファールにしたので、追い込まれた後は速い球をファールにしてチェンジアップを待ちましたが、今度は相手がチェンジアップは投げず、ポイントを後ろにしたお陰でドロップにも引っかからずに(初)四球を選ぶ事が出来ました。

この後、相手の失策と二暴投で生還し、初得点としっかり走らされましたが、とにかく怪我がなくて良かった(笑)

 

しかし、野球のボールよりも40グラム重いソフトボール。速球は110km/h台だと思いますが、距離が短いので体感速度は145km/h前後で、何といっても球威が抜群。800グラムの軽量バットを(私だけ)使っているので振り遅れはしませんが、如何せん力負けしているのと、手元で微妙に動いているので次回はこの辺りを攻略していく必要があります。

ちなみに、本来私は右投げ右打ちですが、腰の事情で非力な左打席に立っています。(どうしても引き腕ではない左は押し込みが弱い。)

ここでは自分が活躍する事が第一の目的ではないので、パワーだけではない技術、考え方を残り少ない私の競技生活で若い人に刺激を与えられたら良いな…そう思っています。

 

なお、今季設立されたこのチームは、これが公式戦初勝利となったそうです。

めでたしめでたし。