今回は、野球ネタじゃなく、これで行かせて下さい!!



ASKA Life Time BEST『12-Twelve』
(amazon.co.jpより)

予約していたので、昨日一日前に買ってきました♪
ちゃんと、予約特典のバレンタインポスカもくれましたV^ヮ^)
新☆堂では、予約枚数がオーバーしてたので、他店で予約したからドキドキしてましたが無事ゲットできました。
帰ってエンドレスで聴いております♪後ろのジャケ写の服(マフラーか)は、青色なんですね~♪


そして、今回も、BARKSは、詳細にレビューしてくれちょります♪
『BARKS』 (ASKA、ミステリアスなタイトルの普遍的なセルフカヴァー作品集『12』より)  
今回は、5ページにも渡ってレビューしてくれちゃってます♪
大きいジャケ写が欲しい人は訪れちゃって下さいな♪

それにしても、鋭いとこ突いてますよ!!

「12という数字を16進法に直すと“C”というアルファベット一文字で表示される。」

え、CHAGEなのか?確かにジャケット写の表裏で、昔のC&Aの定番カラーのマフラーしてますが…。
(↑CHAGE=赤AKSA=青ってやつね↑)
16進法を狙ったとは思えないけど(狙ってたら凄いですね(汗))、
ジャケット写で、このアルバムがC&Aを、含んだ作品を表してる感じはしますね。


僕なりの感想行きましょうかね♪
全体的には、メロディーラインは、あまり変えていませんね。
『STAMP』ばりに、変えてくる楽曲が一曲はあるんじゃないかな?と思いましたが、
原曲を壊す事無く、曲調を変えてみたり、コーラスを厚くしたりしています。
BARKSの言葉を借りると

「言い換えるなら、過去の作品たちに、今このタイミングでジャストな服を着せ直して、楽曲の持つメッセージをこれから先10年後、20年後、30年後…遠い遠い未来の誰かへと伝えていくため、そして残していくための作品だともいえる。」

原曲のは残して、、まさにそんな感じですね♪
ASKAソロだけでなく、CHAGE&ASKAの楽曲も、セルフカバーしてます。
ASKA自身の、ソング・ライティングの歴史を感じられるアルバムでしょね。
それでは、一曲毎のレビュー行きますかぁ~♪


1.『LOVE SONG』(C&A シングル曲(1989年))

これは、PVが先行で配信されてたから、すでに耳についちゃってますが、
江口さんのドラムから入る、LIVE感のある楽曲に仕上がってると思います。
それにしても、見事にPOP色を前面に出した、楽曲になっちゃいましたね♪
原曲は、どちらかと言うとPOPなんだけど、
しっとりとした感じでしたがバラード寄りに、僕の中では位置付けていたんですが、
今回は、みんなに馴染みやすい様に、明るいアレンジしたって感じかな?
この曲では、CHAGEハモリが見せ場ですが、
バックコーラスを使う事無く、自分の声をコーラスと被せる事により、
自然な感じで、「Secret river side~♪」を入れてます。
そう言えば、「コーラスワークが楽しかった」って言ってたな♪


2.『風のライオン』(C&A『RHAPSODY』収録曲(1988年))

この楽曲は、『THE STORY of BALLAD』にも、収録されているバラード曲だけに
どう言う変化をさせてくるか、楽しみでした。
今回の方が、ダイレクトな歌い方になってますね。
イントロの感じとか、僕は、こっちの方が好きですね~♪
転調部分の「いつか~いつか~♪走り出す~♪」の所の前の一瞬のブレイクが、
LIVEで使うような感じで、良い味を出してると思います。
それにしても、ロングインタビューによると、
http://www.universal-music.co.jp/c-a/aska_12interview.html
(Universal Music-『12-Twelve』Release情報)
原曲より、キーを上げて歌ってるみたいですからねぇ♪
50代にして進化し続けるボーカル力、この高音は凄すぎますって!!!


3.『はじまりはいつも雨』(ASKA シングル曲(1991年))

かなり原曲に近いアレンジになってますね♪
歌い方が、『kicks Tuor』で、古川さんとガットギターで演ったのと似てる気がします。
程好いゆったりとした間が良いですねぇ♪
クラッシャー木村さんのストリングスと、澤近さんのピアノが素晴らしいです!!
この楽曲は、ギターを使ってないって所も珍しいですね。
その代わりに、使われているハープが優しい感じで鳴ってます♪
ハープって、こんなにギターのアルペジオみたいな弾き方も出来るんですねぇ~♪
ハープだからか、凄く『優しい雨』って感じがしますね~♪


4.『WALK』(C&A シングル曲(1989年))

シンセが中心となった、新『WALK』です。
僕は、この楽曲はアコースティック・テイストで演って欲しかったな。
自分が思っていた、アレンジと真逆の事をされて、何だかなぁ~って感じ…。
何か、シンセの音が耳についてる感じがして…。
今回のアレンジでは、あまり好きになれなかったかもしれないな…。
シーケンサーを多用する感じは好きじゃないんだわ…。
楽曲としては、悪い訳ではないんだけどね…サビのコーラスワークとか絶妙だし!!
ただ、個人的にはちょっとね…。


5.『PRIDE』(C&A 『PRIDE』収録(1989年))

このアルバムの為に、『WALK Tuor』クリスマスコンサートの、
澤近さんとのピアノだけの演奏があったんでしょうね~♪
いま思うと、長~い伏線だった訳ですねぇ♪
ピアノとストリングスを中心とした楽曲で、原曲より凄いシンプルなんだけどシンプルだからこそ、
心に響くアレンジになってるのかと思う。もちろん、原曲の荘厳さを残しているけど、
最後の「思い上がりと~笑われても~譲れないものがある~プライド~♪」の所で
静かにピアノ&ストリングスになるんだけど、ココが泣かせ所ですね。
この楽曲は、一番好きな楽曲でもあり、
このアレンジでLIVEで聴いた時の感動はホントにヤバかったですね~♪
シングルカットされないのが、不思議なぐらいの名曲です♪


6.『恋人はワイン色』(C&A シングル曲(1988年))

ストリングスから入るから、その曲調で行くのかと思いますが
急にPOP感バリバリのピアノ&金管サウンドが流れるってのは、十川さんニクイですね~♪
1番の「I don't foreget you Missing you~♪」の部分とか好きですね~♪
このアレンジは、このアルバムの中で一番好きかも♪
クリスマスコンサートをして、そこからの金管への影響が見える楽曲になってると思います。
この楽曲はホントに金管が、随所に良い味を出してます。
LIVEでも、このアレンジは盛り上がるでしょうね~♪


7.『伝わりますか』(ASKA 『SCENE』収録(1991年))

アコースティック・ギター・マガジンではお馴染み?の、
クラシックギター奏者の木村 大を迎えたました。
ガットギター1本ですると、この楽曲の情感に合って良いですね♪
そう言えば、『36度線-1995夏-Album Ver.』でも伍々 慧を迎えてますね♪
アコマガ読んでるのかな?
次は、押尾コータローをよろしく♪



8.『月が近づけば少しはましだろう』(ASKA 『NEVER END』収録(1995年))

これも、シングルカットされないのが不思議なくらいの名曲です♪
ゴスペルから始まるってのは良いですね~♪
ただ、高音だけじゃなく、男性の低音も入れて厚みを出した方が良かったのにな~と思います。
痛みや絶望や人の生き様を、リアルに描き出した楽曲だけに賛美歌のような、
そう言った意味合いがあるアレンジになっていると思います。
1番までは、敢えて抑え気味に歌っているけど、
変調前からのビブラートは凄いですし、2番の楽曲の厚みは凄いです!!
これをカラオケで完璧に歌えたらカッコ良いんだけどなぁ~♪
(大抵、途中でギブしますからね~)


9.『DO YA DO』(C&A シングル曲(1990年))

ドラムロール?から始まり、原曲に添わせたLIVE感があるアレンジになってます。
原曲も楽しげな感じだけど、ひと回りアップした感じがしますね。
転調部分のコーラスの所が、自分としては好きかな?
それにしても、この楽曲を歌うのは何年ぶりなんだろう?
思い出せないや…(汗)


10.『天気予報の恋人』(C&A 『PRIDE』収録(1989年))

これも、LIVE感があるアレンジになっていると思う。
ストリングスとエレキが目立つ所の区別がしてあるので、
それぞれの聴かせ所が、はっきりしてる感じがして良いですね♪
LIVEでは、かなり盛り上がりそう♪完全に縦ノリ曲になっちゃいましたね♪
最後のハモリ前の「Uh~Ah♪」って所が、遊び感があって良いですね♪
今回のアルバムは、明るい楽曲はさらに明るめにしてますね♪


11.『君が愛を語れ』(ASKA 『はじまりはいつも雨』のカップリング)

原曲通りのイントロのピアノから、急にスネアが入り、
ブルージーなギターピッキングが鳴り響き、
一瞬、え?と言う感じにさせられます…。でも、楽曲が進むにつれ、元の楽曲に近付いた感じになります。
ボーカルが、より強調されてる感じがして、伝えるメッセージが強くなってる感じがします。
エンディングの所とか、まさに直球ですもんね~。
重厚感がある、サビのコーラスワークとか良いですね~♪
この楽曲は、十川さんと澤近さんが、タッグを組んだアレンジです。
たぶん、アルバムでは初めてよね?BLACK EYESの時は一緒に演ってたけど…。
このタッグが、『厚生年金会館10dyas』で演って欲しいですね~♪
狩野さんがエレキ担当ですね。そういえば、今回、マッキー参加してないんだね!!!
『10Days』のバンド面子には、多分入ってると言うのに、都合が悪かったのかな?


12.『お・や・す・み』(C&A 『熱風』収録(1981年))

これも、クリスマスコンサートが伏線ですよね☆
約30年前の楽曲ですからね~♪『12』に入れる前に、再び認知させておこうって所でしょうか?
アルバムの最後のトラックに相応しい、耳元で囁くような歌い方が印象的です♪
ちゃんと原曲通り、「おやすみ」って最後に囁いてますしね♪
チェロの音色が素晴らしいですよね~♪
アンプラグド・サウンドで、全体を統一させてる感じですね。
僕が『WALK』にして欲しかったのは、こんな感じでボーカルは荘厳な感じだったのさ…。
ね♪僕の頭の想像とのギャップありすぎでしょ(笑)




全体的に、20年ぐらい前の楽曲が軸になっているけど、
古いのになると30年ぐらい前の楽曲もある訳で、多岐に渡ったASKAの楽曲センスが詰まった
『Life Time BEST』と、名付ける価値のあるアルバムに仕上がっていると思います。

珠玉の楽曲もありますが、ASKAの遊びが至る所に見えてこう来たかぁ~♪と、唸る楽曲がありますね。
特に、アップテンポの楽曲には、LIVEでする戯けたASKAのテイストが、
所々覗いている所が、大好きですね♪

50代になっても進化し続ける、ASKAのヴォーカリストとしての実力と、
共に楽曲製作を支えてきた、聴かせ所・泣かせ所を知り尽くしてる
十川・澤近両氏両氏によるアレンジの素晴らしさが、このアルバムの随所に、溢れていますね~♪
ASKAのソング・ライターとしての歴史が凝縮している。
それでいて、聴いた事の無い人にも、スッと入るようなアレンジです。
30年の想いを込めた作品になったと思います。

30年、音楽の最前線(ヒットチャートとかの関係じゃないよ!!)にいて、
昔の楽曲を、しかもソロのみじゃなく、C&Aとしての楽曲にまで手をつけるのは、
凄い勇気がいることだし、その出来によれば、「オリジナルが出せないからだろ」
と言われかねないのにも拘らず、それを撥ね返すだけの楽曲を届けてくれた。
そして、進化し続けるボーカル力を示してくれた。

ASKAは、これからも楽曲に真摯に向き合って、素晴らしい楽曲を産み出してくれるんでしょうね~♪
今日から行われる『東京厚生年金会館10Days』は、このアルバムが軸になるらしいです。
このアルバムなら、また新しいASKAの旅立ちとしてのLIVEになりそうです!!
(今回は、結構良席なので凄く楽しみなんですよ~♪
そして、今年の後半から予定されている、ニューアルバムを軸としたLIVEも凄く楽しみになってきますね♪

ホントに、このアルバムは、たくさんの人に聴いて欲しいな♪
ホントに、贔屓無しでお勧めのアルバムです!!





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