出産エピソード | トマロビーのソバで

トマロビーのソバで

4年間もペットショップで売れ残ったアメリカンカールのトマスと元野良の黒猫ロビン、捨てられてたソバの愉快な毎日をつづる猫ブログです☆

このブログは猫ブログなんですが、この間の出産のときの思い出を、自分の記録のためにも書きます。猫ブログなのにスイマセン。
で、出産時のおねえちゃん(あたし)を、猫たちに演じて頂きます。笑
 
・・・23歳のときにあまりの歯痛でどうしても歯医者に行かなくてはならなかったときに1人で怖くて行けなくて、おねえちゃんのおねえちゃん(ロンドン在住の私の姉)に歯医者についてきてもらったほど、痛みに弱いおねえちゃん。笑

だから、妊娠がわかったときは、喜びよりも、出産の痛みへの恐怖が凌駕していました。なので、24時間体制で、硬膜外麻酔を使った計画無痛分娩を扱っている病院を予約しました。過去に複数の友人たちがここで分娩し、痛みもなく出産できて良かったという話を聞いていたからです。

計画無痛分娩はほぼ最初から最後まで麻酔を使ってお産進めていくので、痛みに耐えなければならないのは、子宮口を人工的に3センチに開いたあと、5センチに開くまでの、平均して30分から長くても2時間程度、というのが病院の説明でした。

出産当日朝、麻酔をかけて、前日から処置した子宮口を開くバルーンを抜き、強制破水陣痛開始は朝5時でしたが、麻酔が切れて、「あ、痛いかも」と思ったのが11時頃でした。

事前に見ていた病院の説明ビデオでは、ここから少し我慢すればあとはずっと持続的な麻酔を打って分娩できるという、朗らかな映像が流れていたのですが、結局16時を過ぎても4センチしか開かず。
 
11時から、陣痛の痛みに5時間ほど耐えていたのですが、まったく進まないお産に焦ってしまったおねえちゃん
 
痛みでヘトヘトになってきた頭で、
 
 
という、どうでもいいことに固執しはじめます。笑

そして、かなり痛くなってきたのに、
 
 
と豪語し(麻酔はお産の進行を緩やかにさせてしまう弊害があります)、ひたすらに耐えていたところ、17時頃から急激に痛みが増しました。あまりの痛みにうっすらとした記憶しかないのですが、トラクターとかに何度もお腹の上を往復されているような、壮絶な痛み。ベッドの柵だけが私の心の拠り所でした。笑
 
そして、何かがお腹から飛び出してきそうな感覚に切り替わり、おにいちゃんにボールでお尻を押してもらったのですが、遠慮がちに押してくるおにいちゃん
 
 
大批判。笑
で、19時に、もう限界!と思って、
 

と、お医者さんに渇望したときには、子宮口は全開してて、胎内の息子は完全に臨戦態勢に入っていました。
で、子宮口が全開になってからは、麻酔をマックスに入れてもらい、麻酔がきいてきた20時には
 
 
天国に登ったような気分に。
うとうと仮眠も取れて、21時分娩台に登り、おにいちゃん作のヘンテコ洋楽メドレーが流れる中、それでも書類のことが頭を掠めるおねえちゃん、人生最大の力を込めて、「いきみ」ました結果、
 
 
2回いきんだだけ、分娩台に乗って3分程度で、スポーンと息子がでてきました(おにいちゃん、頑張って2時間のメドレー作ったのに、2曲目で産まれました笑)。

・・・ということで、「書類にボールペンで誕生日書いちゃった」ことにこだわった結果、無痛分娩の良さを存分に享受できないお産となってしまいました。所要分娩時間は16時間。
 
途中、
 
 
と絶叫(計画無痛分娩、保険効かないので10万~30万ほど上乗せなのです)していました。笑

出産後1時間後くらいに、早期接触の時間がありました。
10分くらい、部屋で息子と触れ合う時間なんですが。

ここで、はじめて写真撮影しながら抱っこできると知ったおにいちゃんセーターを脱ぎ、



筋肉をアピールしながら、写真をとりました…。
こんな父親だけど、よろしくね。笑

以上、これがわたしの出産にまつわるエピソードです。

陣痛の痛みは想像以上に壮絶でしたが、園芸用ホース並の太さのへその緒に繋がれた、ドロッドロの気持ち悪い息子がズリズリ出てきて、そのへんちくりんな泣き声を聞いたとき、痛みなんて全部忘れちゃいました。

いのちって、痛くて、つらくて、やさしくって、しあわせで、不思議だなあと、実感しました。

 

<過去記事コーナー> 

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本日は、2013年1月22日のブログ「画伯まよ 」

この机どこいったかな…

 

 

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節分といえば、トマロビソバ家じゃないの、って思ってくださっている方、もう少々、お待ち下さい。準備だけは、しております。笑

 

 

 

 

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