挫折 | トマロビーのソバで

トマロビーのソバで

4年間もペットショップで売れ残ったアメリカンカールのトマスと元野良の黒猫ロビン、捨てられてたソバの愉快な毎日をつづる猫ブログです☆


どうもグッドバイブレーションです。
おねえがやられているので、代打です。
書きたいこと書いていいよって言われたので
勝手に書きます。ウェイウェイ!
それではどうぞ。




幼稚園の頃

僕は、チューリップ組で一番早く

補助輪なしの自転車に乗れるようになった。

友達が砂場で遊んだりしている時も、

一人で自転車の練習をしていた。

理由は忘れた。

ただ単に、誰かに褒められたかったのかもしれない。

あの遠い遠い、晴れた日曜日。

ミッキーマウスがプリントされた

黄色い自転車の補助輪を父親に外してもらった僕は、

きっと誇らしげだったのだろう。



小学一年生の頃

僕は、わりと早い段階で

竹馬に乗ることができた。

友達が皆でドッヂボールをしている時も、

一人で竹馬の練習をしていた。

理由は忘れた。

ただ単に、少しでも早く、大きくなりたかったのかもしれない。

あの遠い遠い、給食の後の昼休み。

竹馬競争を上級生に果敢に挑み、

顔面から落下した僕は、

きっと血と砂まみれだったのだろう。


小学校二年生の頃

僕は、まったく泳げなかった。

クラスのプールの授業だった。

バタ足すら教えてもらえず、先生がいきなりテストとか言いやがった。

日本の教育はどうなってるんだ。

クラスで唯一無二の0mを叩きだした、絶対神。それが僕。

トイレで声を殺し、泣いた。

今でも鮮明に覚えている。

塩素の臭い、皆の嘲笑、先生の薄っぺらい慰め。

その日、逃げるように家に帰り、母親にその出来事を話したら

翌月からプールに通わせてくれた。

きっとそれは素晴らしい愛の形だったのだろう。




そしてこれをご覧の皆様

縄跳びにおける「二重跳び」

鉄棒における「逆上がり」

跳び箱における「六段」

マット運動における「側転」

などが、全国の少年少女達を苦しめてきた。

できるものは、英雄。

できぬものは、落伍者。

それは小学生達にとって、越えねばならぬ壁であり

今も脈々と受け継がれている意志なのである…。



そして、ここにも、壁を越えようとする者が、独り、戦っている…












ファッ!?














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